疑問
★★☆☆☆
良いお乳を出すには玄米や煮た野菜をたべ、生野菜、乳製品、卵、肉類を食べないとありますがそれが不可能、もしくは難しい地域に住んでいる人たちはどうなるのかなと疑問に思います。
例えば、毎日朝シリアルを食べ、オレンジジュースを飲み、昼はサンドイッチを食べ、夜はステーキとサラダとマッシュポテトを食べている欧米人とか。ほとんど肉と乳製品しか食べないマサイ族の人とか。
そういう人たちの子どもがすべて甘えん坊で、手のかかる、顔に艶がないなどの赤ちゃんであるとは考えにくいと思います。
山西さんの言うことで理にかなっていることも、もちろんありますし、参考になる事柄もたくさんありますが、私は読んでいてはっきり言って心が重くなりましたし、がんじがらめで母乳育児が楽しめないという気分になったことも否めないです。
私は幸いもともと卵もあまり食べないですし、牛乳もどちらかというと好きではないし普段から飲む方ではないので白米を玄米に変えたりするなど出来ることをやろうと思っています。
書いてある通りに実行しようと思うとストレスがたまってそのほうがお母さんにも子供にも良くないと思うのでいいとこ取りでやるほうがいいのかなと思います。
母乳で悩んだら読んでほしい
★★★★★
産後4ヶ月頃、おっぱいにしこりができ自然育児研究所にいきました。
そこで「乳製品はひかえた方がいい」
「玄米を食べているなら、肉や魚はひかえる」
「無理に食べなくてもお昼はおにぎり一個でも大丈夫」
「果物は体を冷やすから控える」
「もち米はおっぱいが詰まりやすくなる」など、
食べ物に関するアドバイスをいただきショックをうけました。
産院で栄養士さんに習ったこと「牛乳は一日1杯飲む」「果物も毎日食べる」などは一体何だったんでしょう。
さらに、出産後の入院中には超豪勢な祝い膳が出たほか、毎食毎食が豪華な上にお菓子まででました。
入院中子どもに母乳を吸わせようとすると泣きじゃくられていたのは、母乳が相当まずくて臭っていたんだ、、、ということが、やっとわかりました。
世間でよくきく母乳に関する情報が信じられなくなり、もっと勉強したいと思ってこの本を読みました。
産む前にこの本に出会っていたら、初めからおいしいおっぱいを飲ませてあげられたのにな、と後悔しています。
ぜひ、母乳で育てたいと考えている出産前の方に読んでほしいです。
また、産んでから母乳育児につまずいている方にもおすすめです。
負担かなぁ…
★☆☆☆☆
べからず的内容が中心で、読んでいてしんどくなりました。
話半分で適当に流せるくらいの方は参考になると思いますが、あんまり真面目な方が読むと、不安になっちゃうかも。
耳が痛いけど…真実。
★★★★★
飽食の時代に生まれ、生きている私たちとって、耳が痛いことがたくさん書いてあります。
高カロリー、高タンパク、高脂質な食事を摂り授乳することで、乳幼児や母親の身体にどんな影響を及ぼすのか、明快に、厳しく、著者の経験に基づき書かれています。
また、母乳育児だけでなく、日本人にとってベストな食生活について、改めて考えるきっかけを与えてくれました。
読んですぐには実行しがたくて(だって妊娠中の体重管理から解放されたんだし、慣れない育児に疲れていて好きなもの食べたいし…)なんとなく頭の隅に追いやっていたけれど、助産師さんと母乳の味や質のお話をする機会があり、その影響は顕著だと聞いて自分自身の食生活を見直すことにしました。
食習慣を変えることは容易でないので、他の人が書かれているように、とても実践に移すのに抵抗のある方も多いと思います。
だけど、これをきっかけに自分自身の食生活を見直すのもいいし、何よりも、これから育っていく赤ちゃんや、ともに毎日を送る家族のためにもなると思います。
はっきり言って耳が痛いけど、書かれていることはすべて本当だと、現在母乳育児を行いながら痛感しています。
買ってよかったです。
ホント、すばらしい内容でした
★★★★★
出産した妹にプレゼントしました。私も読んだのですが、とても良かったです。
私が出産した15年前に出会いたかった本です。
母乳は、お母さんの食事によって、良くも悪くもなり、また味が変わります。
良くない母乳だと赤ちゃんにいろいろな症状が出たりします。
それだけお母さんの食事の大切さがわかる本でした。
出産してからでは、なかなか本を読むのは、大変だと思います。
たくさんの妊婦さんに出産前に是非読んでもらいたいです。