イケメン’ズいっぱい!
★★★★★
梅太郎先生の描くお話は、ほとんどが繊細で薄倖で健気な男の子が主人公だったりするのですが、この頼光クンは背が高く男前なのはもちろん、前向きで既成観念に囚われない、柔軟な感性の持ち主です。
その彼が恋したお相手がゲイで過去のある、年上の夏木センセイ。
夏木は高校生の頃に付き合っていた、893の榊に再会して、古傷を思い出すのですが、頼光クンの想いの強さに、ヨリを戻そうと言う榊を拒否ります。
榊の弟分も割り込んで、四角関係的な展開にドキドキ。
9人兄妹の三男坊で頼りになるお兄ちゃんな頼光クンと、年上なのに甘えっ子な夏木センセイの関係から目が離せません。
続編の頼光クンの弟もかなりカワイイですヨ!