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ニッポン、ほんとに格差社会?

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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それだけ日本が劇的に変化しつつあるということ ★★★★★
池上さんは、信頼すべき資料に基づいて淡々と事実の検証をしているだけなんだけど、えらく衝撃的です。
あらためて日本という国がいかに劇的に変わっているかを思い知らされました。
考えてみれば、日本は(戦争や飢饉のときを除いて)かつて経験したことのない「人口減少社会」に入っているわけですから、
従来の「常識」が通用しなくなって当然なのです。例えば、これだけ高齢者が増えれば貯蓄率が下がるのは当たり前なのですが、
なかなか長年の「思い込み」から抜け出すことは難しい。
しかし事実に基づかない「思い込み」で行動することほど危険なことはないわけで、これからの時代、きちんと最新の数字を確認していくことが大事なのだと痛感させられました。
週刊こどもニュースの池上さん ★★★☆☆
「こどもにも分かる」というコンセプトを体現する池上さんの著書。周囲の大人がこういう本を読んで日本の現状をよく理解したうえで、指導するべきなのは言うまでもないでしょう。あまりにもマスコミに振り回されすぎでは。詰め込み教育とゆとり教育の対比などは、かっこうの教材でしょう。少し頭のいい子供たちは、右往左往する大人たちの様子を見て自主的に学んでいるのです。
まともな言論のよりどころ ★★★★☆

日本国民が戦後長い間、反体制政治勢力や全共闘時代の残党の影響が強いマスコミなどから、非常に偏った価値観を植えつけられ、自分の国を蔑むんで喜ぶような愚かな事態が広がった「常識」を、修正すべき段階において非常に貴重なジャーナル(報告)だと思う。

個人個人が、著者が行ったような各種統計を調べまとめることは、なかなか難しいでしょう。
そういう意味では所詮「人任せ」なのですが、巻末には原典・情報源を細かく記載しています。
疑問があれば、自分で調べることも容易です。また、各国の統計基準についても同様です。

自分の頭で考え、主体的人生を送りたいと思っている人には、読んで損は無いものだと思います。
特に10代の学生さんにはお勧めします。
テレビの人も実はモノを考えていたんです。 ★★★★☆
テレビで声高に叫ばれている「常識」30個に対して、本当なのかを
一つ一つ検証していく本です。誰もが手に入るデータを使って検証
していく過程で、いかに「常識」が心許ないものなのかが判ってい
くのが面白いです。

「常識」30個は、バランスよく様々な分野から選ばれています。
「日本の生徒の学力は低下している」の項では、「データを正しく
読み取ることができない大人の方が学力低下の心配がある」等々、
結構皮肉が利いている表現にはニヤニヤしてしまいました。

著者は、元NHKのアナウンサー。なんでも単純化して薄っぺらい議
論にしていくテレビ報道を見て、「ホントに単純な頭なの?」って
疑問を持っていましたが、しっかりと考え持っていたんですね。
ちょっと安心しました。でも、その人たちが作る番組がなんであん
なになるのか、更に疑問が深まりましたが・・・

もうちょっと一つ一つについて掘り下げて欲しかったので星四つと
しましたが、読んでて感心することが多い良書です。
これも一つの結論である ★★★★☆
我々が常識と考えがちな30項目の事象を、様々なデータを用い、先進国と比較して正しいといえるのか検証している。
データや解釈の仕方で結論は異なるものとなる。ひとつの結論に縛られると事実を見誤ることになることを教えてくれる。