Blues Ballads & Jumpin J
価格: ¥993
This informal, relaxed collection of 1960 duets features Snowden's surprisingly impressive acoustic work as prominently as Johnson's rich vocals and smooth electric guitar. Both of these veterans had successful associations with jazz legends during the early parts of their careers--Johnson with Ellington and Armstrong; Snowden with Eubie Blake and Count Basie among others--and the repertoire leans heavily on jazz standards. On five of six instrumentals, including "On the Sunny Side of the Street," "Lester Leaps In," and "C Jam Blues," Snowden's fleet acoustic guitar jumps to the fore, while Johnson takes lead on four vocal performances, including two superb takes of "Stormy Weather." Only on "Careless Love" does a guitar battle materialize. Still, the unique material, sparkling performances, and the light-hearted approach make for highly enjoyable listening. --Marc Greilsamer
Jumpin' Jazz!!!
★★★★★
これはねー、とりあえず買ってください。
こんな名演をよくもまぁ寝かせといたもんです。「Vol.1」(というか1960年発売のLP)は、ロニー・ジョンソンの唄を聴かせるための選曲でしたが、こちらは超絶技巧エルマー・スノーデンを聴くためのアルバム。
3."On the Sunny Side of the Street"のなんたるスイング感!疾走感!言わずと知れたジャズの名スタンダードですが、エルマーはラグタイムのフレーズを駆使してどこまでも奔放です。ロニーはエレキでバッキングに徹していますが、彼もやはり達人。至福の3分20秒です。
インストは1,3,4,6,9,10。ブルースもジャズもごっちゃですが、すべて五つ星のデキ。「もう曲決めるん疲れたからお前に任すわ」「ほなあれやろか」という会話も録音されてて、微笑ましいというか、凄まじいというか。
「ブルース」というジャンルではありますが、タイトルのとおり、アメリカ黒人音楽の美味しいとこが全部詰まったアルバムです。これを買わずに何を買う。ぜひどうぞ!
爺ちゃん二人が日だまりで
★★★★★
第2集ということだが、じつはおクラ入り録音のリリース。録音は1960年で、ロニーとエルマーは当時59歳と61歳。それから30年以上経ってからの第2集の発売なので、当然ながら二人はすでにこの世の人ではなかった。合掌。
ギター2本(ロニーはエレクトリック、エルマーはアコースティック)にウェンデル・マーシャルのベースが加わったトリオ編成。何曲かはロニーの歌が入り、あとはインスト。第1集と何も変わらない。ブルースギター2本だからバトルかと思うと大間違いで、爺ちゃん二人が日だまりでのんびり語り合うといったおもむき。収穫はエルマーの渋いギターワークが堪能できること。あまり録音がないようだけど、この人はレベルが高い。
二人をサポートするマーシャルはハンク・ジョーンズなどとの名演もあるジャズ・ベーシストだ。それとは関係ないと思うが、曲目はアルバムタイトルからも分かるようにジャズナンバーが多い。しかも有名曲。ジャズメンとの感覚の違いが感じられて面白い。