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中原淳一の幸せな食卓 昭和を彩る料理と歳時記 (集英社be文庫)

価格: ¥730
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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素晴らしい ★★★★★
現在では使用されなくなった甘味料のズルチン、サッカリンがあるところが
時代を感じさせるところで見所です。
ズルチンは、終戦後甘味料として使用されたものですが幼児が多量に摂取してショックで
倒れたり事故が相次ぎ、現在では使用禁止の甘味料です。
サッカリンは発がん性があり、食品への使用は禁止ですが、中国やアメリカ合衆国のお菓子では未だに一部使用されているそうです。
上の事実を調べたのは、本のレシピの通りに材料を揃えて作ってみたかったので、
ズルチン、サッカリンを入手しようと試みたからです。しかし、使用禁止品で製造されていないに等しいもので、特にズルチンはかなりの中毒症を発生するものらしいので諦めました。
本の新たに編者の書き加えた注:の通り、御砂糖で代用しようと思いました。

この本の出た当時は、生クリームが入手しにくい時代だったようで、飾りのクリームを牛乳と御砂糖と小麦粉と卵黄で手作りするようです。
未だ試していないけど、そのうち必ず作ってみます。
今の時代だからこそ必要 ★★★★★
書かれている内容はどれも手間がかかることが多いですが、
今だからこそ中原さんの書いたものは見直すべきことが多いと思います。
昔はこんなに暖かい時代だったんですね ★★★★★
昭和25年当時の文章もそのままに、中原淳一さんの美学がこれでもかと溢れる本。単なる料理本ではなく、美しく気品に満ちた豊かな暮らし方を中原さん特有の優しい文章で綴られていて心が和みます。大好きな台所に立ち、大切な人のために料理を作る時、かけるエプロンにまで心を配りおいしい料理を作る...暮らしにだらけ心が出そうになった時、この本はそっと気を引き締めてくれます。少女の頃からこんな本をお手本に出来たなんて、当時の子供たちは幸せだったんだなぁと思います。
絵も文章も素晴らしい ★★★★★
 こんなお料理が台所から次々と運ばれてきたらどんなに楽しいだろう。お料理を作る人も楽しそうで、お料理を待つ人も嬉しそうで。そんな風景が目に浮かぶのが中原淳一さんの世界だ。本書を読んでいると「今晩のおかずの盛り付けを少し洒落てみようか」と思ってくる。いろいろなアイデアが頭に浮かんでくる。生活を作り出す女性本来のエネルギーが湧いてくる。お料理の本だが、ポジティヴな気持ちになれる本だ。
 
昭和の文化を再現! ★★★★★
中原淳一の雑誌に掲載された料理を季節毎に纏めた本ですが
料理本としてではなく、イラストを見るだけでも充分に楽しめます。
また、昭和のレトロな雰囲気をそのままに残しながらも
とても読み易く作られているので、中原淳一のファンは勿論、
若年層から御年配の方にまで幅広い年齢層にお薦めの1冊です。