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NHK大河ドラマ 葵 徳川三代 完全版 第壱集 [DVD]

価格: ¥44,100
カテゴリ: DVD
ブランド: ジェネオン エンタテインメント
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細川氏の大谷吉継 ★★★★☆
その生き様から現代でも人気のある(かく言う私も最も好きな)戦国武将・大谷吉継。本作品ではベテラン怪優の細川俊之氏がその大谷吉継を演じています。
全体的にみれば出番は少なかったものの、個人的には最高の大谷吉継だったと思っています。声といい、台詞回しといい、目といい、全てが最高でした。あと、鎧姿も実に格好良かった。
敗戦と承知の上で兄弟同然の三成に味方する場面と、自害する場面は生涯忘れることはないと思います。
作品自体は、やはり関ヶ原で燃え尽きてしまった感があるので星四つにしました。まぁこれは作品の構成上、やむを得ないことだと思います。
江守徹を始めとする三成サイドの存在は本作品では大きかったということでしょう。
最高! ★★★★★
前半の主人公格である江守徹の三成、西田敏行の秀忠など、キャラクターの魅力が際立っている。
筋立ての核のひとつとなっている浅井三姉妹も見逃せない。お江良いよお江。

NHKの歴史番組にしばしば流用される関ヶ原の場面、水戸光圀の軽妙な語り口など、
とにかく見るべきところが多い。歴史好き必見のドラマである。
天晴れなり、石田治部少・・・・! ★★★★☆
さて、本作の冒頭部の「総括・関ヶ原」には正直度肝を抜かれました。
史実に忠実な武具や、ロングショットで撮影された戦場を疾駆する
東西両軍の武者たち・・・。武将たちののひとつひとつの仕草や台詞廻しにも
戦国武将のスピリッツを彷彿とさせるものでした。
前半では何といっても、江守徹氏の石田治部少輔三成・・・。
故太閤の遺命に忠実に、豊家の柱石たらんとした堂々たる気概。
まさに江守氏の独壇でした。

かつて、石田三成は加藤剛、石坂浩二、近藤正臣、鹿賀丈史といった、
精神的或いは知的なキャスティングがされて来ました。
それもいいのですが、20万石弱の一奉行が、東軍打倒を計画し
結果として関ヶ原で西軍を糾合した事を思えば、三成は相当の武将だった事は
否めません。ただの官僚ではない事は明白です。
しかも、陣構えから情報操作、兵站補給まで東軍の心胆を最後まで寒からしめた

本来‘勝つべき’戦でした。

本作での江守氏は‘骨太’に演じる事で本来の石田三成の武辺ぶりを
知らしめてくれた気がします。

ただ、家康・・・これはどうでしょう?もう少しタメが欲しい気がしますね。
五大老筆頭たる風格がほしかった・・・。
どうしても‘滝田家康’と自分は比較してしまいます。

・・・なので星4つでした。
家康と秀忠の国づくり ★★★★★
放送当時は未だ若く、徳川家への認識は学校の授業の受け売り程度しかありませんでしたが、
このドラマを見て石田三成と徳川家、特に家康と秀忠親子にとても興味を持ちました。
秀忠の評価を上げてくれた良作だと思います。

まず石田三成。頑固者ゆえに悲劇的な最後を遂げる訳ですが、家康が三成をある程度
尊敬の念を持って対峙していたり、処刑の前日にちょっとした日常のユーモラスがあったり、
人間臭さが感じられました。三成にも家康にもそれぞれの義があったことを丁寧に描いてます。

徳川方では、家康と秀忠の、跡取り息子へのサポートの差が興味深かったです。
そして、戦の無い世の中を作るために全身全霊で物事に当たった父親を心底尊敬していた秀忠は
若い頃は粗忽でいつも怒られてばかりだけれど、年を重ねるにつれて風格がただよっていく様が見事。
息子のために晩年ギリギリまで辣腕をふるった家康に対して、秀忠は後継者を陰ながら見守るタイプ。

俳優陣は、実年齢とはかけ離れているのが玉にキズ?ですが、その本物の演技力にはぐいぐい引き込まれます。
他の方もおっしゃっているように、戦シーンへのお金の正しい掛け方、丁寧なドラマ作りは
近年の大河が見習うべき点が多いと思います。

後半若手の歌舞伎役者がちょっと鼻につきますが、それを補ってあまりある名作です。
脇役にも光をあてる歴史の教科書。後悔しません。すばらしいです。 ★★★★★
49話見るのに二ヶ月かかりました。第一集は、27話まで。関ヶ原から大阪の陣の手前まで。私はかなり大河を見てますがDVDで全話揃えたのは獅子の時代以来です。何から何まで気に入りましたが、独特のリズムと情報量の多さ。進行役の水戸光圀こと中村梅雀の存在と語り口が最高です。例えば大河ドラマでも一話かけて叙情的な想像による挿話を描いていたりすることがあって全体には進行してないなんてこともあり、ドラマだから面白ければそれもいいのですがこの「葵 徳川三代」では確実に、淡々と時間の経過があります。何時誰が京都に行った、とか登場人物の家系続柄とか本で読んだら分からなくなりそうですが淡々と事実を積み重ねることで見ている人がドラマの流れについていけてしまうのです。それに、今までのドラマでは主役に成ってない秀忠が主役で、第一集では何故西田敏行なのか他の人でも良いのではと思ったのですが後半になると秀忠の人柄が光を増して西田敏行のすばらしさがよく分かりました。脇役ですが私は、大阪城にいた片桐且元がすばらしいと思いました。他のドラマでは活躍した人が後でどうなったかでてきませんがこのドラマでは例えば(第二集ですが)大阪落城後の千姫もずっとでてきますししっかりフォローされています。家康の大勢の側室たちがしっかり描かれていることも理解を助け、ホームドラマ的な息抜きになっています。子供をつくることが全編通じて重要なキーになっていまること、周産期や幼児の死亡が現代よりずっと多かったこと、家康とて最も思い通りになっていないのは子供の命だとおもいました。豊臣家が滅びたのも子供が少なかったからかもしれません。死が身近な世界だったのだなと想像が付きます。それに、合戦が亡くなって時代が変わると雰囲気と言うか登場人物の空気の変化も感じられます。朝廷との関係が重要だったことも個人的には初めて強く感じました。第二集ででて来る保品正之のその後とか気になります。今までみた大河の中でも間違いなく最も優れた作品だと思います。