一つ一つの話に重みのある豊かさへの気付きがあり、

ただ読むだけでそれが心に沁みてくる。


書かれている知識を「学ぶ」というより

読むだけで誰しもが心の奥底で感じていたり

生まれつき備わっている気持ちに気付かせてくれる。

そんな本です。


一つでも気付きを得る事が出来れば、きっとそれが

これから来る激動の時代を豊かに生きるための知恵になる。

そう思いました。

　同じような内容かなと思いながら軽い気持ちで３冊まとめて買いました。
　冒頭は「心のおしゃれの３か条」ということで、
シンプル（なくてならぬものはただ一つ）、
ユニーク（個性的な魅力、自分自身になるということ）、
ハーモニー（人間関係、違いを尊重し合い、長所を
ほめ合う）の大切さがわかりやすく説かれています。

　そのままのあなたでいいんだよと肯定し受け入れてくれる人との
出会い、そうすると、自分はこのままの自分でいいんだとほっとします。
仮面や役割をはずせる人間関係（場所）があるといいですね。

　また、感謝することの大切さは最近ではいろいろな本で説かれていますが、
田中先生は、キリスト教の牧師さんらしく、
「感謝をしながら生きていければ、不思議なことに神の霊（スピリット）が自分の内に
宿るようになってくる」と語られています。
（感動に満ちてくるとか、ご自身の表現で言い換えられたら良いと思います）

　それから、人間関係の最難関として、
「結婚（夫婦関係）」についても語られています。
　結婚とは性格や価値観の違う人を受け入れることだと表現されています。
（「あの人（伴侶が、子ども）がこうならなければ」と力（りき）むと
家庭内がほっとできない場所、ぎくしゃくしますよね）
　
　情熱というか、全てを注ぎ込んだというか、
そんな感じが伝わってくる本のようです。

　プレゼントにも最適だと思います。

　もっと詳しくお知りになりたい場合は、同著者の、
「そのままのあなたが素晴らしい」ダイヤモンド社、
カウンセリングについて知りたい場合は、
「カウンセラーは小キリスト」などがお勧めです。