イキの良い気持ちの良い王道ジャズ!ちょっと変な日本もいいもんだ。
★★★★★
実にイキの良い気持ちの良いジャズです。
デスモンド氏もノリノリでスイング。
やっぱ、このチームは最高です。
まあ、外人さんの描く「日本」って、こんな感じでしょう。
響き渡る銅鑼の音が実にファンキー。
といっても、いわゆるキワモノではありませんのでご安心を。
ジャズはノリだぜ!と思われる方、
これは貴方のための一枚です。
ジャズはリリシズムだぜ、叙情だぜ派の皆様には、
正直,余り向かない気もします。
でも、音を小さくして聴けば、
デスモンドのアルトはやはり叙情っぽく聞こえますので、
大丈夫かも…
最近アイマス画像でこのアルバムから曲が用いられたようですな。
すごく良い感じの画像に仕上がっていました。
ただ,あの曲は,このアルバムにあって,珍しく穏やかトーンな曲。
全編ああいう雰囲気と思うと,ちょっとがっかりするかもしれませんね。
ブルーベック的JAPAN
★★★★★
デイヴ・ブルーベック率いる、あの「TAKE FIVE」のカルテット(Paul Desmond, Eugene Wright, Joe Morello)が奏でる日本って一体どんな?!と、聴いてみるまで想像できませんでした。しかし、実際に聴いてみて、妙に納得できるブルーベック調な日本が表現されていました・・・それは60年代のレトロな日本。決してジャパニーズ・ジャパニーズした音ではなく、エキゾチック感を漂わせながらも、あくまでもブルーベックらしい音に仕上がっています。1曲ごとに綴った日本旅行紀のようなブルーベック自身によるライナー(1964)つき。24ビット・デジタル・リマスターで音質も素晴しいです。