もはや言い尽くしたのか
★★★☆☆
「お金持ち」という概念をバックボーンとする自己啓発本です。それなりに読むべきところや傾聴すべき箇所は多々あり、とてもためになります。しかし、ロバート・キヨサキの本を何冊か読んだことがある方なら、この本のなかにそれほど目新しいものは見出せないかもしれません。よく言えばいままでのキヨサキの主張の総論であり、悪く言えば同工異曲です。
この本の最大の売りは、キヨサキとトランプの共著である、ということです。しかし、この二人の対談本ではありません。各テーマについてキヨサキが述べ、そのあとトランプが述べる、というように二人の領域は完全にセパレートされています。そして、二人ともその主張はよく似ています。その点では「共著」でありながら、二人で書くからこそのユニークさはあまりありませんでした。
キヨサキは本物 日本で言う「小室直樹」の域に達している
★★★★★
私は「ベストセラー作家」が 大嫌いです。
売れまくった本は 読みたくない。
理由は簡単
「大勢の人間が理解できる内容」
しか 書かないからだ。
経済関連の本は これまでかなりの量を読んできたが
「売れた本」ほど「内容がショボイ」傾向にある。
専門的では無いから一般受けするのだ。
しかし。ロバートキヨサキだけは 違いました。
この事には本当に驚いています。
「ロバートキヨサキ」と「その他大勢の自称経済専門家」
との違いは ただ一つ。
ロバートは 「マネーの本質」を知っている。
教科書や テレビ 新聞 マスコミ は絶対この事を
我々に教えてくれない。
日本の ファイナンシャルプランナー や 経済学者は
皆 「お金(日本銀行券)は価値のあるものだ」と考えている。
ロバートは「現在のマネー」は「紙くず」だと知っている。
はっきり 明記されている。
1971年に 「ドル」は「お金」である事を辞めたと。
だから、ロバートキヨサキの経済予測はすざまじい的中率を誇る。
古い本だが「金持ち父さんの予言」
とゆう本も読んでみてほしい。
そして以下の大惨事が必然だとゆう事も理解できるでしょう。
・ドルは減価し続け 最終的に紙くずになる。
・貯金をする人は確実に負ける。
・貴金属を持っている人間が 次の時代の先頭に立つ。
・アメリカは崩壊する。
ベビーブーマーが退職し 米国政府に爆弾が降りかかる
2010年〜2011年 はもうすぐそこまで迫ってきています。
ドナルドトランプを尊敬するようになった
★★★★★
今までロバートキヨサキの本はいくつか読んだがドナルドトランプの本は読んだことがなかった。名前を聞いたくらいで、どういう人か全く知らなかった。不動産王と聞いていたのでどうせヤクザまがいの成金か金持ちの2世3世あたりだろうと思っていた。しかし読んで見るとその真面目で教養もありユーモアもある人柄や人格が垣間見えた。下記ドラルドトランプの言葉で好きなものを抜粋。「言い訳を並べる代わりにできることで一番いいのは、ほんの少し努力することだ。」「何とか生きていくために必要なことだけをやっていたら何とかやっていくことはできても、ぬきんでた結果やひときわ優れた結果を生み出すことはできない。」「人間の一日は決定的瞬間の連続だ。例えば行こうと思えば会社に行けるのに休む電話をかける選択をするときあなたは自分がそういう人間だと決めている。」「お金は自由を与えてくれる。お金は人生により多くの選択肢をもたらしてくれる。」「人間はみんな自分自身が主演する映画のシナリオを書く役割を担っている。」ドナルドトランプの名文句に「大きく考えろ」というのがあるらしいが自分自身の精神的な器を大きくするために、その他様々な面で成長するためにこの言葉は必要だと思う。現状維持に留まることなく収入アップ、スキルアップ、趣味の拡大など常に成長していきたい、そう思わせてくれる作品でした。
起業等するのに勇気をくれる一冊
★★★★★
ロバート・キヨサキが尊敬するドナルド・トランプと書いた本。彼らの育った環境やその人生哲学を得るのに体験したこと等が記載されており、身近に感じられてくる。読んでいて思ったのは、彼らは単にお金儲けを目的にしているのではなくって、安全よりも自由(=責任もある)がある環境の中で、自己表現として楽しいと思うことを謙虚に追求しているってこと。人生への挑戦心がメラメラと沸いてくる一冊。
ビッグな二人の共演!!
★★★☆☆
日本人の多くの人が知っているであろう有名人の共演です。
タイトルと表紙を見ただけで、期待は膨らんでしまいますよね。
内容は、二人のお金に関する考え方が書かれたものでした。
(対談形式ではなく、往復書簡といった感じです)
確かに、勉強になる部分もあると思います。
・・・ですが、もっとまとめて、
シンプルですっきりとした内容にしてもらいたかったです。
ダラダラと考えを書いているイメージがあり、
読んでいて少し疲れてしまいました・・・。
それにしても、
ロバート・キヨサキさんの本は“不自然なくらい”高評価な人が多いですね・・・。
いや、評価は人それぞれなんでいいんですけどね・・・。