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東京ワッショイ(紙ジャケット仕様)

価格: ¥2,000
カテゴリ: CD
ブランド: キングレコード
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魂籠ってます ★★★★★
魂が入ってます。
それゆえに引き込まれます。
偉大なロック・アルバムです。

横尾忠則様作のジャケットも素敵です。ジャケの裏面も表に負けず良いです。



エンケンは本当に島倉千代子のファン ★★★★★
「東京だよ おっかさん」ということばが歌詞に出てきます。これは島倉千代子の歌の題名です。でも、これは冗談ではなく、数年前のエンケン自身がライヴで「昨日NHKホールに島倉千代子のコンサートに行ってきました」と述べて、若い観客の失笑を買った後、「歌の心はひとつであります」と真顔で言っていました。
さて、演歌っぽいフォーク、プログレ、テクノ、パンクと、多様に展開し、最初のA面の「東京サイド」から始まったあと、B面では「宇宙サイド」にまで飛びます。その点、何でもありのポスト・パンク、ニュー・ウェイヴの日本版である、とも言えます。
でも、この雑食性は、結局、情熱の男、エンケン個人の資質の発露でしょう。
制作には、その後、BOOWY、GLAY、JUDY AND MARYを手掛けることになる佐久間正英も参加。ジャケットは見ればわかるように、横尾忠則です。

デジタル・リマスターされているようで、『満足できるかな』満足できるかなよりも音質がいいです。

えっ、やっぱり音楽性が雑多で散漫な作品だって?音楽の心はひとつであります。
謎ジャンル音楽 ★★★★★
帯ではジャンルが<フォーク>となっていますが、全編でシンセが鳴っていたり、テクノ調の曲まであったりと、全然フォークじゃないです。佐久間正英の今聴くとレトロなシンセサイザーが、曲に奥行きを与え、エンケンの濃厚さを上手く中和していて、いい味出してます。この異形の祭りサウンドは今だとzazen boysに近い感じがする。