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折れない心 (学研新書)

価格: ¥777
カテゴリ: 新書
ブランド: 学習研究社
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一流のアスリートの本 ★★★★★
筆者の柔道に対する姿勢が伝わってきます。
柔道に対する考えや、取り組み方というのが参考になりました。
筆者の重いがはっきりとストレートに伝わってくる一冊です。
心が折れそうになったときに読むと、何か克服法が見出せるかもしれません。
非常に読みやすく、一気に読むことができました。
前例のない挑戦 ★★★★☆
柔道選手は30歳前後で引退する人がほとんどで、野村さんのように
35歳まで現役の人はいませんでした。参考になる前例がありません。
ほかの競技ではアラフォー選手はかなりいます。
野村選手がもしロンドンに行ければ、柔道選手も30過ぎても現役を
続ける人がでてくるかもしれません。
中学のころは女子に負けています。高校までは無名の選手でした。
高校では目先の勝ちより、しっかり組んだ柔道をしろと指導されていました。
今年自費で全日本強化合宿に参加するするようです。
ぜひ悔いのないよう、頑張ってほしいです。


素直に努力へ向かえる気分 ★★★★★
 オリンピックで3度の金メダル…という実績だけを見たとき、野村忠宏に学ぶことはないと感じてしまう。あまりにも偉大すぎる業績に、凡人は参考にするものおこがましいという気すらするからにほかならない。
 この本の優れているところは、天才であるはずの野村忠宏が柔道選手としては決してエリートとはいえない地点からスタートし、自分なりに強くなる方法を考え、何よりも自分が強くなることを信じて努力を続けてきた半生が正直に記されていることだ。気分が乗らない日は練習をしない。しかし、練習をしていないことが怖くなってまた自然に練習をはじめる…というエピソードひとつとっても、彼が超人でもなんでもなく、負けることを恐れ努力する当たり前の人間であることを明示し、彼から得られるものを学ぼうとするモチベーションを増幅させてくれる。
 好きなこと・自分で選んだことだからこそ努力できる、そして、積み重ねた努力が自信になる、逆に努力を怠ると不安になる…。当たり前のようだが、やりすごしてしまいがちなことを力強く訴える野村選手の言葉が嫌味にならないのは、勝った勝負だけでなく、負けた経験をも包み隠さずに書いてくれているからだろう。
 アスリートであれビジネスマンであれ、自分のアイデンティティをかけるフィールドをもつ人ならば、彼の苦労や苦悩、自分の道は自分で切り開いていくしかないというメッセージに強く共感できるのではないか。近年ではビジネスの世界も、一定のルールの中でいかにパフォーマンスの高い成果を上げるか…という勝負の場と化しているからだ。
 彼自身の努力、方法論だけでも一読の価値があるが、同時に、祖父が3歳の彼に始めて柔道を教えたときの接し方、両親からの彼への教育、大きな試合の前には必ず父親から渡されるという手紙が紹介されている部分は、家族について、教育についても示唆に富み、子供を育てる親世代、教育者にも参考になる内容といえるだろう。