機械仕掛けの坂本龍一
★★☆☆☆
シンセサイザーを駆使したYMO作品と、
その極限としてのあの奇蹟の「戦メリ」サントラ。
MIDIやネットといった当時最先端の技術を取り入れた
ライブパフォーマンスは、つねにファンを魅了してきた。
しかし、ここ近年の彼はどうだろう。
このライブ盤を聴く限り、かつての彼の面影はどこにもない。
過去の作品を単にピアノ・アレンジしただけ、といった感じ。
その演奏も強弱がまったくなく、平坦で退屈この上ない。
ここ十年以上すっかりお約束となった自動演奏ピアノとの連弾も、
すっかり新奇さが失われてしまっている。
そうであるならば、ライブという一回的な空間に、
完璧な連弾相手を同伴するのはもうやめるべきだろう。
市販のカレーのルーを使い、
それに切った野菜と肉を入れただけのカレーを
「うちの店自慢のカレーですよ」と出されれば、客は怒る。
当たり前のことだ。
このCDと同音源のライブ映像を先日視聴した。
自動演奏ピアノと連弾する坂本の姿を見て私は、
彼がピアノを弾いているのではなく、
坂本の姿をした機械がピアノを弾いているという
奇妙な感覚に囚われた。
デジタル技術と音楽との融合を目指した坂本は、
ついに自らをもデジタル化してしまったのだろうか。
ライブ盤です
★★★★★
『教授〜tongpooお願いします!!』
沖縄人か?
イントネーションが気になる
なんかサクラっぽい感じ
いやいやっぽく...
忘れた、今日楽譜無い、
みたいな感じでgood
★★★★★★ 星6つ
教授らしい
★★★★★
このCD本当に教授らしい「緩さ」があって良いですね。曲はベスト盤といってよい選曲。咳ばらいなど苦言をかかれている方もいらっしゃいますが、これは好みですね。私はまったく気になりませんでした。よほど旋律だけ聞きたい方はやめておいたほうがよいでしょう。多分教授は曲もさることながらその時の「空間の温度」を伝えたかったのでしょう。今の技術なら消すのはわけないんですから。一部ピアノの巧拙まで酷評のかたがいらっしゃいますが、ピアノ演奏者ではない見識の浅さと公的場でのマナーの悪い論評は辟易しますね。
なんとも…
★★★☆☆
ライブ版です。確かにライブなんだからフロアの音が入るのは、正しいのですが… 大音量で聞くとライブの臨場感が楽しめます。
しかしですよ、気持ちよく盛り上がってきたところで「咳」や「鼻をすする」などが入ると、正直イラっとします。 毎回苛々されられると、流石にライブでも「咳」や「鼻すすり」は消して欲しかった…
フロアのざわめきは臨場感で良いのですが、長年、坂本のファンをやってきて、このCDの真意が理解できない、私自身が未熟者なのでしょうか?
ケージのように、聞こえる全てが音楽、だからライブの雑音も音楽のはず。という事?
ごめんなさい、私としては、美しい旋律に絡む咳の音をまだ許容できるに至りません。
録音が良すぎるせいか、
★★★☆☆
止まらない観客の咳、くしゃみ、小銭を鳴らす音、時計のアラーム音などリアルに聞こえます。
観客のマナーの悪さを知ってもらうために、わざと収録しているかのようです。
そのため、演奏を集中して聞くことが難しいです。
演奏そのものは、ツアー中iTuneでダウンロード販売されていたものに比べると別物と言っていいぐらい、ピアノの音が全然良いです。