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初歩から学ぶ乾燥技術

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 工業調査会
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熱力学の理解度が高くなりました ★★★★☆
会社の仕事で、ある電子デバイスの乾燥プロセスを担当することになり、とりあえず参考書として購入して読んでみました。
乾燥技術は、基本的に熱力学をベースにしており、特に材料の内部の水分と周りの水蒸気の関係を集中的に知っておく必要があります。
その点について、この本は詳しく説明されており非常にいい参考になります。そして、実例の計算例がたくさん紹介されていて、自分のケースと比較して勉強することも可能になっています。
当然ですが、「初歩から学ぶ」と書いてありますが、熱力学の知識が必要となっておりますので、ある程度集中しならが読む必要があります。それは技術専門書だから仕方がないと思いますが、

また、エクセルVBで乾燥プロセスを計算することも可能になっております。計算コードは著者のHPで公開されています。(或は、グーグルで「中村正秋 技術事務所」と検索かけてみてください」
乾燥技術の入門書(初学者・専門外に最適) ★★★★☆
 
 工学部の化学工学科の人ならば乾燥工学という授業で、工学理論を習うのでしょうが、小生のような機械科にとっては、『乾燥装置=熱風を入れて乾かす装置』『早く乾燥させる=熱風温度を高くする・風量を増やす』というくらいの認識しかありませんでした。実務での試行錯誤を経験し、その認識に違和感を感じた為に、独学用の教科書を探していました。
 
 私のような機械科卒業生とって、乾燥技術(乾燥装置の基本現象・基本機能)を、手早く理解するのに最適だと思います。なぜならば、化学工学科の工学理論体系から、乾燥工学の巻・物質移動論の巻・・・など、何冊も読破するという正攻法では、きっと挫折するからです。
 参考文献・引用文献の出典は、化学工学便覧が多いです。その程度のレベルなので、初学者・専門外に最適です。

 素晴らしい本ですが、難点が一つだけあります。
 同じ物理量にも関わらず、章ごとに、表記(記号や添字)が違うことです。通読したあと「○○を計算する理論式は何だっけ」というレファレンス的な使い方をするには困ります。次の版では改訂してくれることを、切に願います。記号が統一されていたら、★5つを付けました。