生々しい事例で生きている
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仕事柄、この手の本を手にすることは多いのだがとても読みやすく後に残りやすい本である。
また「評価」をタイトルにしているが、自ら(評価者)のマネジメント活動のあり方を問う意味で、フラットで中道な書籍である。
実践を意識した取り組みが具体的で、事例や図、表をそのまま活用しやすいつくりである点が好感を持てる。
読みやすかったです
★★★★★
特に新しさは無いものの、今のマネジャーに欠けがちな部分がわかりやすく書いてありました。具体的にどうやって評価するべきか、実践的なことだけでなく、理論的なことも書いてあり、勉強にもなります。
業績が厳しい中で、目標未達の部下に対していかに動機付けを行っていくべきか。目標未達だけど頑張りましたという自己主張が強い部下もいれば、目標達成なのは自分の努力不足ですという控えめな部下もいる。何を軸に評価すべきかなど非常にためになる要素が入っていました。できれば期末になる前に、というよりは期が始まる前に読んで知っておきたかった一冊です。
現場管理者にも読みやすく分かりやすいおすすめの1冊
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「人事評価」がテーマの書籍ということで、書籍を手に取るまでは抵抗感もありましたが、内容は図表も多くポイントが簡潔に整理されていてスラスラと読み通すことができました。
これまでの人事評価に関する書籍は、どちらかというと「評価の仕方(代表的な評価エラーや面談の方法など)」に終始する本が多いイメージがありましたが、「職場マネジメントあっての人事評価」という視点で、日常の職場マネジメントまで踏み込んで具体的にポイントが書かれているので、人事スタッフはもちろんラインマネジャーにも理解しやすい内容だったと思います。
マニュアル代わりに手元に置いておき、何かあったときに読み返してみたいと思う一冊でした。