ねずみ、おもしろいです。
でも，月食事件で，トリックに，誰か気がつきそうなものです。受験生なのですから。
それと，本当に成績あがるのでしょうか？
何となく，作者はお疲れのような，そんな気がする読後感でした。

にメイントリックが酷似しています。フルートの曲にしても、悪魔が来たりて笛を吹く、そのままです。はやみね先生の作品が大好きです。今作はかなりのショックを受けました。

これは「夢水清志郎事件ノートシリーズ」の10周年目の本です。内容を簡単に言うと夢水が塾の教授になった！そして今回も事件が起こる。謎の笛吹男からの予告…130人の生徒の行方は！？犯人はいったい誰か！？また少年兵消失事件も夢水が華麗に解き明かします。あとがきにはこれまでの事件の解説があり、10周年間の全てが分かると思います。夕暮れの街に響く笛の音…レーチの文学的苦悩…真衣の恋…など今回もいろいろあります。また巨大ねずみ出現では村田四郎さんの絵がとってもいいですよ。皆さんも読んで見てください★

僕は、このシリーズを完全制覇しました。はやみねかおるさんの本はシャーロックホームズなどの本を読んでる人も、推理小説にはまってない人にも読みやすい！！
読んでいて、いつのまにか時間がたって夜遅くになってたことも・・・（笑）
とにかく今回もおもしろすぎです！！是非はやみねかおるワールドに入りこんでください！！

私はずっとこのシリーズを読んでいます。でも今回の「笛吹き～」はいつものこのシリーズにあるものが何か足りないような気がしました。
もちろん謎は私では解けなかったし、三姉妹もちゃんと活躍はしていました。でも話の中に昔のことが時々混じっていて，昔のことなのか現実のことなのかがよく分からなくなります。
一言で言うと「親しみにくい」作品でした。
でもそこまで「嫌だ！」という感じはしなかったので是非読んでみてください。