音読をして暗記しようという試みがある。その点はいいのだが、例文がやや難しい。メインの単語を使って、例文の和訳を（頭で）するのだが、メインの単語より他の単語のほうが難しい。はっきり言って、秋以降にこの単語集をやるのは厳しい。

私の英単語、熟語帳に求める用件として
1.一つの短熟語に対して日本語がせいぜい2〜3語であること。
2.必ずCDなどの音声教材が存在すること。同梱であればﾍﾞｽﾄ。
3.英短熟語の音声の後に日本語で意味が読まれること。
4.例文が必ず記載されていて、音声もあればなおさら良い。

中々、こういった教材が見つからなく、娘も主に旺文社の英検用の単語帳で勉強していました。私自身は高校時代は｢試験に出る英単語、英熟語｣のお世話になり、現在DUOを使用しています。DUOも良いのですが、日本語の意味が多く、他の勉強もしなければならない高校生には、少し総花的すぎる様に感じます。本題に入りますが、この2100は、上記3.以外すべてを満たしています。また、音読、ﾋｱﾘﾝｸﾞ、ｼｬﾄﾞｰｲﾝｸﾞ、ﾗｲﾃｨﾝｸﾞと本書のうたい文句であるまさに｢能動的な短熟語帳｣と言えます。また、記述に関してはﾊﾟｲﾛｯﾄのﾊｲﾃｯｸCを使用することを勧めていたり、どちらかと言えば無機質になりがちな短熟語学習にも配慮してあります。本書に記載されている方法で毎日学習すれば、相当の力が付くことは間違いないと思います。これを高校１年か2年でﾏｽﾀｰすれば、単語力で英文解釈の学習がし易くなり、例文のﾏｽﾀｰで英作文の力が付き、ﾋﾔﾘﾝｸﾞ、ｼｬﾄﾞｰｲﾝｸﾞで聴き取りの基礎ができると考えられます。後はこれをいかにやりきるかです。

星は、3.がなかったので四つとさせて頂きました。

この単語、熟語集はやるべきことがはっきりしている数少ない本です。
この本を買う前に必ず「今度こそ　英語は、大丈夫」を読みましょう。
この単語集は「今度こそ　英語は、大丈夫」の実践編です。

使い方は、
(1)日本語を見て英語を言えるようにする。
(2)日本語を見て、英語を書けるようにする。
(3)CDを聞く。
(4)音読する。
(5)シャドウィングをする。

という順番です。
これを単語50個ずつやるだけです。
これなら絶対に挫折しないし、英語の発音もCDを聞いているので、
ちゃんとした発音ができるようになると思います。
この本は受験生はもちろん大学生、社会人の人にもおすすめです。
私は現在、半分くらい終わったところです。

皆さんとにかく単語集を挫折したでしょ。世に出回ってる単語集はいろんな工夫がしてあって、セールスポイントが山ほどありますね。でも結局はどれも、読む側にとっては文字を押し付けられていて、つまり受動的でないですか?しかし、これは違うんです。僕らが動けるんです。能動的なんです。そういう意味で新しい！自分で動くから飽きない!!!最近使い始めたのですが、「今度こそ」やれそうです。皆さんもこれを使う仲間になりませんか？