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A New Kind of Science

価格: ¥3,730
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Wolfram Media Inc
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   世界で最も尊敬されている科学者のひとりによるこの待望の著作には、これまで公表されることのなかった感動の発見の数々が紹介されている。単純なコンピュータ試験の話から始まって(本の中の図版は、目を見張るようなコンピュータ・グラフィックス)、ウルフラムは、これらの発見がもたらした予期せぬ結果によって、宇宙の活動に対する、完全に新しい考え方が生まれたことを明らかにする。

   ウルフラムは、科学における一連の基本問題── 熱力学の第二法則、生物の複雑な発達、数学の計算上の限界、物理学の基本的な理論の可能性、自由意志論と決定論の相互作用など── をひとつひとつ取り上げるというアプローチをとっている。

   すばらしく明晰な語り口。1000枚を超えるオリジナルの図版。この独創的な本は、科学者も一般の読者も一様に、将来の重要な知的革命に参加することを可能にしてくれる。(Book Description)

西洋の数学と東洋の数学の根本の違ひについて ★★★★☆
あらゆる現象をデジタル計算で解明すると言ふ構想が、多數の興味深い圖と共に、説明してあり、面白い。ただ、インド數學のゼロ(zero)とプールナ(purna)の概念が、全く無いといふ點は、傳統の西洋數學の範圍から、一歩たりとも出てゐないことの證明である。禪宗の「無とは何か」といふ問題を持つ日本の文明は、重要な使命があると思ふ。この本を讀むことで、インド文明と日本文明の存在の意味が、再確認される。是非、多くの日本人に讀んで欲しい。
レビューのできない本 ★☆☆☆☆
誰かがこの本についてしたり顔の評を載せているが、こんなマンモス的な著作を短時間で読破できるとは思えません。新着の英誌Economist誌に書評というよりは紹介、それももっと簡潔に整理した本に出来なかったのは編集者不在であった。著者が編集者を兼ねた結果かというコメントが印象的。まあ最近の奇書というべきか。題名に引かれて買ったが、少し前の複雑性理論の延長か、起源か。 まあ枕代わりに拾い読みでもしたい心境
21世紀のPrincipia Mathematica ★★★★★
Wolframが10年以上の年月をかけた本がとうとう出た。私は何年も前に本書のドラフトの一部を見たことがあるが、それ以降、なかなか完成しなかったのを知っているので、刊行が待ち遠しかった。

Wolframは、今ではMathematicaの開発者として知られているが、高校生の時から素粒子論の論文を書き、セル・オートマトンの分類を成し遂げたりなど、早くから天才として著名である。彼は、セル・オートマトンが単純な規則から複雑な構造を作り出して行く(進化に興味のある人はDawkinsのBlind Wathcmakerを思い出すだろう)の惹かれて、宇宙を作っている原理は規則と情報であるという独特の世界観にたどり着いたようだ。もちろん本書のタイトルがNew Kind...であることから分かるように正統的な考え方からははずれている。おそらくこれから、いろいろな分野の人たちによって議論されるだろう。