ギャグ漫画が読みたくて評判の良いこちらを購入しました。

まず表紙に一抹の不安を感じました。
しかし、帯には試し読み大歓迎みたいな事が書いてあり、書店側にもビニールカバーをしないようにも
書いてあったので自信があるんだなぁ　表紙の絵柄もネタだろうと読み始めたのですが

どこで笑えばいいのでしょうか？

笑いの王道からは大きく外れたネタです。
あえて言えばシュールでしょうか
シュールや不条理・自虐ネタ、笑いのストライクゾーンはかなり広いと思うのですが
これは全く笑えない作品でした。さぶい表紙に感じた不安が的中してしまいました。
竹やぶ女の関西弁は流暢だったので作者は関西の人なのかなぁ？

決定的に嫌だったのは
主人公？竹ちゃんの為にセーラー服姿のまみ〜が覚醒剤を買いに行き、
（竹ちゃんが覚醒剤を買ってきてと、まみ〜に頼んだ）
「買ってきたわよ☆覚醒剤」ニコッ（ポーズとってる）
面白くないうえモラルレベルのあまりの低さに
カチンときて、竹ちゃんが電話を投げ捨てるように、ゴミ箱に捨ててしまいました。

まんがの物語の中に覚醒剤などの描写や言葉がでてきても今まで流してましたが
この使い方は、笑いに対してすごく失礼ですし、なぜか腹が立ってしまいました。

帯にも書いてあるとうり、ためし読みされる事をお勧めします。

長尾先生の漫画にはいつも器量の悪いちょいイかれた女性に対する奇妙な畏敬（？）が感じられます。猥雑な漫画描くけどきっと紳士的な方だと思う。人間の孤独、儚さ、恐怖、愛情・・・古典的な悲劇要素に、平成のギャグコミックというレッテルを貼られた媒体を通してなぜか感じる現代のリアル日本。色んな意味で人生崖っぷちの登場人物たちに注がれる作者の暖かい眼差しに心動かされます。あとこの漫画はキャラクターたちの仕草というか癖が独特なので、頭の中で登場人物の身体的動作や間を忠実にイメージしながら読むと面白さが倍増する。

「おしゃれ手帖」を１巻から１０巻（最終巻）まで読み通し、
かつ９〜１０巻の流れで絶望と希望と虚無と無意味を実感し、
救われない気持ちになってため息を出したことのある人にとっては、
「これからどうなっていくか」おぼろげながら展開のイメージがつく。

そういった点（作風を読者レベルで理解している）で面白さを
評価するのは難しい。

この作品で初めて作者を知り、この作品のファンになった人は幸せだ。
先入観無しで驚愕の世界をのぞき見ることが出来るのだから。

作者が色んな意味で心配です。
おしゃれ手帖から心配でしたがさらに心配になりました。

私はニューファラオがお気に入りです

何故か買ってしまうのはやはり怖いものみたさなんでしょうか…
とにかく最高です

おしゃれ手帖からファンです。。

最高です。

細かいマニアックな部分も見逃せません。


「あさりちゃん」が書かれたシガーレットケースを見たとき
やってくれるなぁと思いました。。。