現場の人たちが読むべき
★★★★★
内容です。
「幾何公差」さえも知らない自らを「技術者」と名乗る人たちには、
心苦しい内容がいっぱいです。
ただし、初心者向けではありませんので、ある程度「図面」と呼ばれるもを
取り扱う業種向けの専門誌と考えるべきです。
LEVEL2を手にして、自分のふがいなさに気付いたあなた、LEVEL0から
読み直すべきです。
初級から中級の機械設計技術者に必須の本
★★★★☆
設計・製図実務者にとって山田さんの著作は非常に有用ですが,機械製図でもっとも敷居が高い(?)幾何公差にテーマを絞ったこの本は正にトップクラスの実用書ではないでしょうか。
幾何公差の一般的な説明から,その公差を定義する計測法,さらには解釈の定義までが解説されており設計実務者に有益な情報のオンパレードです。
たしかに幾何公差の定義自体はJISをみれば書いてありますが、この本さえ手元に置けば(JISを手元に置くのはちょっと・・)設計時や図面作成時、さらには会議や打ち合わせのときにも手軽に使用できる良い本だと思います。
ただ惜しむべきは,誤記や誤解釈が散見されるところでしょうか(星を一つ下げさせていただきました)。
しかしそれにしても山田氏のウェブサイト上に公表されており、版に応じて修正が判るので,間違って古い版を入手した場合でも対応可能です。
幾何公差を使いこなせれば現場で一端の技術者として見てもらえます。
経験の浅い技術者から中堅技術者の方には非常にお勧めの良書です。
幾何公差っていうものがわかった気がする
★★★★★
幾何公差がどうしても理解できなかったけど、なんとなく理解でき使えるようになった気がする。問題は幾何公差の値をどう設定するかだけど、これは加工側と調整して決めていくしかないか・・
いずれにせよ、お勧めです”!
確かにわかりやすい
★★★★★
従来の製図書ではここまで親切に解説していなかったので、この本を読んでかなり理解が深まりました。ただ、設計だけが幾何公差を知っても、加工が理解できていないと業務がうまく流れないのが問題です。
設計者だけでなく加工や生産技術の担当者に知ってもらわなければ、日本での普及は難しいのではないでしょうか?
そうは言っても、海外から来る図面には幾何公差が入っていて、まず理解できないと言うのは恥ずかしい限りです。設計者として、先ず幾何公差の基本を身につけることが急務かもしれない。
わかりやすいです
★★★★★
幾何公差の本は理解するのが難しかったのですが、わかりやすくまとめられていると思います。データムや幾何記号の指示がわかっただけでも進化です。
実際の図面に使うには製造や検査が理解してくれるかどうか・・
しかし、幾何公差くらいは図面に指示しなければ世界に乗り遅れてしまい、日本の技術が退化してしまうのではないかと危惧します。