文になっていても、対談というのは、話をしている人間の表情が見えてくるようなときがあります。
この本を読んでいると、とにかくうれしそうに語り合っている、話しても話してもまだ、話したりないような、二人の大知識人の少年のような表情が見えてくるようです。
「20世紀はなんだったのか」考えるとき、まず、第一のテキストとして、手元に置いておきたい。