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二十世紀を読む (中公文庫)

価格: ¥720
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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読みやすくて奥が深い ★★★★★
まずは二人の知識の幅の広さに圧倒される。会話の端々に
「このテーマを掘り下げたらどうなるんだろう?」という
内容が隠されていて、考えるきっかけをたくさん持った対談
だと思います。
 オススメは「近代日本と日蓮主義」。対談時にはまだ公明党
は与党になってなかったけど、日蓮主義が日本史に脈々と受け
継がれてきたことがわかります。
「匪賊と華僑」も面白かったなぁ。
 フーリガンについてのコメントも納得させられました。
「労働者階層のもっている、情緒的な部分を含んだアイデンティティ
というものが崩壊している〜実態がないゆでにさらに極端に“労働者”
風になる。それはもはやスタイルにすぎない」
2人いる! ★★★★★
対談集というのはいろいろあるのでしょうけれども、
この難しいテーマを、しかもただの歴史説明ではなく、
エンターテイメントとしても一級品の現代文明論にするには、
やはり、この2人が必要でしょう。

文になっていても、対談というのは、話をしている人間の表情が見えてくるようなときがあります。

この本を読んでいると、とにかくうれしそうに語り合っている、話しても話してもまだ、話したりないような、二人の大知識人の少年のような表情が見えてくるようです。

「20世紀はなんだったのか」
考えるとき、まず、第一のテキストとして、手元に置いておきたい。