クインテットでの演奏は、いかにもウエストコーストジャズ風の掛け合いが聴かれます。
ペッパーも爽やかですが、ウォーン・マーシュのテナーサックスが、さらに輪をかけて爽やかで軽快です。
個人的に一番良いなと思ったのは、速いテンポで演奏される7曲目の「The Man I Love」ですねえ。
リズム隊が物凄く煽っていて、ペッパーも熱くなっています。
で、この曲のリズム隊は誰なんだ?と思ってメンバー表を良く見たら、「アートペッパー ミーツ ザ リズムセクション」と同じメンツでした。
って、よくよく調べたら、同じ日に録音されてるじゃないかいな。
あ、そうか。
「ミーツ ザ リズムセクション」の時のボツになった曲を発掘してきて再発したわけですな。
ただ、ボーナストラックを追加してくれるのは有り難いけども、できればアルバムの最後にまとめて入れて欲しかったです。