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裏アジア紀行 (幻冬舎アウトロー文庫)

価格: ¥31
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
Amazon.co.jpで確認
久々の超弩級の面白本 ★★★★★
他の人の海外探訪記を探していて偶然見つけました。
読んでみて、内容がどうのこうのいうよりも、とにかく面白く
話の信憑性などはどうでもよくなる。

難しい単語などは使わずに、平易な文章の中での簡単な単語の組み合わせ、
言い回し、表現力が抜群にうまい。
とにかく本を読んで声を出してしまうほど笑い続けたのは久しぶりです。
まさに抱腹絶倒、間違い無しの名著ですね。

読み終える前に、すぐにクーロン氏の著書をほぼ全て注文して
しまいました。これから数日は笑い転げられそうです。
期待したほどディープではなかった ★★☆☆☆
金と暇と健康さえあれば、誰でもできる程度の旅を、
平凡な感性と文章力でせいいっぱい大げさに書き綴った、
読みやすいけど飽きる一冊

中国の僻地にも行っているが、
(しょぼい)観光施設やホテル、スーパーマーケットの話など、
全然「裏」ではない、むしろ表の部分しか見えてこないのが残念

もう少し著者自身が、踏み込んだ経験をされないと面白くない。
「こんなすごい人がいるんだよ、こんな伝説を持ってるんだよ」
と言われても、聞いた話かいっといった感じ
こんなに笑ってもいいんでしょうか。 ★★★★★
本書の内容にビックリしました。そして大いに笑わせてくれました。
まさしくディープな”裏”アジアを表現力豊かに語ってくれています。
普通だったらこういった現場にいてたら一目散に逃げてしまうところですが、著者はそういったことをものともせず、普通に生活していたり旅をしていたりして結構エンジョイしており、その道の猛者を感じさせます。
自称ライターというだけあって、要所で笑いのツボをうまく押さえており、ユニークな人物像が伺えます。
”アジアの裏を紹介します”といった本は目にしますが、その中でも本書は内容といい文章力といい優れものだと思います。
最近ではバックパッカーたちも少なくなったのか、そういった本が少なくなりました。
本書は、ちょっとした箸休めに読むのに適していると思います。
アジアのひどい世界 ★★★☆☆
 雑誌『PC GIGA』に2002-05年に連載された「世界ヘルシー紀行」を一冊にまとめたもの。かなり加筆されているという。
 内容はいつものクーロン黒沢氏のとおりである。ファンの人ならすんなり楽しめるだろう。初めての人は嫌悪感を催すかも知れない。注意した方がいい。
 カンボジアで警官から銃を買った話、日本人の泥棒を捕まえた話、チベットで刑務所を見に行った話など。どれも倫理的な面での壊れっぷりが面白い。とはいえ、他の作品に比べると、内容の過激さはさほどでもない。抑えめの本だ。
 アジアの裏側を過激に描く本というのは、ひとつのジャンルとして成立しつつある。バックパッカーの貧乏旅行記から派生したものだが、ちょっとネタが偏りすぎているような。
今のままだと☆1つ ★☆☆☆☆
内容的には面白いのだけれど文章力が足りず情景描写が感じられない。
途中で話題が変わったりして校正の不手際も現れている。
(プノンペンの糞爆弾はどうなったんだ?)
読んでいる最中に「この出版社にはゴーストライターが居ないのか?」とさえ感じた。
「自分は女を買っていません」みたいな言い訳めいた失敗談も面白くはあるが。