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君子を目指せ小人になるな

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 致知出版社
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経済と道徳。 ★★★★★
この書籍は中国古典の論語を中心に
経済的にも成功された著者の人生観を綴っている。

経済的な成功と言うと昨今あまり印象はよくないが
氏はその成功の土台に東洋哲学を置いている。

道徳的に考え、行動した結果に今がある。

君子は徳目をおさえている。
徳目をおさえたうえでの経済的成功は
一番素晴らしいことである。

だれもがかくあらねばと考えさせてくれる
素晴らしい書籍である。
聖人君子の心得 ★★★★☆
著者の書籍を読むのは,『中国古典からもらった「不思議な力」』と『何のために働くのか』に続いて3冊目である.著者の主張は,いずれの書籍でも一貫して,『論語』を始めとする中国古典から,人生で成功を収めるための成功哲学と会社を経営するための経営哲学を学んできたという.

特に本書では,孔子の弟子によって編纂された『論語』を主として取り挙げ,自分のために生きる小人ではなく,人のために生きる君子になるべきだと説く.その『論語』とは,『小学』『大学』『中学』の3つの内容を網羅したものである.著者は,『論語』を読む効用として,具体的に以下の3点を挙げている.
(1) 読み返すたびに新しい発見がある.経験や知識が増すに従って,短い句に秘められた奥深い意義が読み取れる.
(2) 読めば必ずと言っていいほど,自己を反省する材料が提供される.
(3) 毎日の生活や仕事の中で,これほど事の判断に役に立つ実践的な書はない.
また『論語』が二千数百年も読み継がれている理由として,著者は人間性というものが,昔も今も,本質的に変わらないからであると主張している.確かに,文化や文明の発展により,人間の生活は豊かになったが,人間の根源的な営みという点では,今も昔も変わりないであろう.そういう意味において,『論語』を始めとする古典を学ぶ意義は,十二分にあるものと思う.
心に響く一冊 ★★★★★
北尾さんの経営理念や人生観などが論語、四書五経などの中国古典を通して解説された一冊。ルビも豊富で、北尾さんによる古典の解説がとても丁寧でわかりやすい。私のような古典の知識がない者でも孔子の教えを受けることが出来る。
仕事や人生に悩んだとき再度開きたくなる。毎ページごとに新たな発見や気付き、たった一行の言葉に感銘を受ける言葉が出てくるため、その重みを噛み締めながらページを捲る。古典としてもビジネス書としても極めて内容の濃い良書。
天命を知り、君子を目指せ ★★★★☆
「小人」は個人的な生き方を追求する人
「君子」はその反対に、徳のそなわった品位の高い人


北尾さんは、中国古典から学んだ人生観であったり
君子に備わる五つの徳を説明され、君子像を述べられています。


中国古典を学んで気付いた著者の天命(世のため人のための自分の使命)は、
インターネットによって顧客中心のサービスを提供することと、
金融系の企業グループを構築しグループ価値を高めること、
そして自らの資産で恵まれない子供たちのための社会貢献活動を行うこと。
であり、それ自体すばらしい。
このような考えを持った人が、ライブドアのフジテレビ買収問題の時には
ホワイトナイトとして現れたからこそ、世間が好意的に受入れたとも言えるのでしょう。
個人それぞれに天命を知ることが重要です。では、私のあなたの天命は・・・。



祖先に北尾墨香という儒学者がいたこともあり、幼少の頃から古典で育ち、
古典の言葉が血肉化されていると強く感じます。
儒教の4書『大学』『中庸』『論語』『孟子』中でも『論語』については
幼い頃から何度も読まれ、毎回異なる発見が出来るようです。
古典は学生時代にはさっぱり理解できませんでした。
北尾さんの解説が添えられていても、やはり自分には難しく理解できません。
しかし、少しは判断基準が醸成されてくるような気もします。



最後に、古典を読んだからって天命がわかるとは限りませんが、
また、古典への入り方は色々あると思いますが、
その一助となるのかもしれません。

論語の理解が深まる ★★★★★
中国古典に精通し、それを日々実践している北尾CEOだけに解説が素晴らしい。このように丁寧な解説があれば論語の理解が深まると思う。
プロローグの趣旨などを踏まえれば、古典に馴染むために中高生など若い方々が読むことも視野に入れているようにも思われ、私のような理解度の悪い大人にも十分にマッチした。
論語の逐語訳を普通に読んでも当然得るものはあるが、この本ではポイントなども様々な例を交えており味わい深い。