Inside
価格: ¥1,674
It's rare that saxophonist David Sanborn gets a notion to do something more adventurous than sitting in with the Letterman show's band. As a king of the smooth-jazz world, why should he? Inside, however, does take a couple of chances, though nothing on the order of 1991's Another Hand. Cassandra Wilson sits in for a dry reading of Aretha's "Day Dreaming" that suggests she's best in slightly more daring company; this take doesn't improve on either the original or on Mary J. Blige's recent cover. (For a revelatory Wilson cameo, check out her version of Muddy Waters's "Country Girl" on Javon Jackson's A Look Within.) Likewise, Sting ("Ain't No Sunshine") and perennial nonentities Lalah Hathaway and Eric Benet ("When I'm with You") bring little to their guest-vocal turns. As for the seven instrumental cuts, Sanborn and producer Marcus Miller rarely rise above midtempo mush. --Rickey Wright
Fusion
★★★★★
裏でマーカスミラーが全てを仕切ったマーカスのアルバム。ある意味このアルバムは相当にコマーシャルなもの=それはつまりゲストヴォーカリストを多数外注して歌わせること、このへんは売上を確保したいがためと思われ。R&Bベースのポップものと考えたほうがよろしい。ゲストヴォーカルはスティング+カサンドラウィルソン+レイラハサウエイにまで及ぶ。サンボーン自体がエネルギーにあふれていればゲストは不要なはず。なわけで、マーカスミラーがプログラミングしてリズム構成作家をしているわけで、もうすでにこの二人のコラボレーションは飽和点に達してして「引き出し」がなくなった状況ともとれる。そんなアイディア不足状況を点滴を打ちながらがんばるサンボーンがすばらしい。というわけでこのアルバムは人気がないのでは。インストものに関してはいつもどおりのフォーミュラ使用(新機軸はなし)ものと考えてよい。悪くはないが平均点どまり。(5)
ダークサイド・オブ・サンボーン
★★★★★
この作品程太陽の似合わないアルバムも少ないです。なんか本作はサンボーンの作品の中ではあんまり評価されてないみたいですけど、なんでかな?暗いけどいい。ほんとにいいですよ。ダークビューティーって感じで。出来れば間接照明の落ち着いた雰囲気のBARでバーボンなどゆっくり傾けながら23時以降に聴きたい音楽ですね。総じてダークで、タイトルの通りとても内省的な印象の作品ですが、聴いてみると落ち着いた深みのある味わいがじゅわっと滲み出てくる佳作。ジャケもシブくて大好きです。こういうストイックなサンボーンもとてもカッコイイと思うのですが。
ジャケットも内容も静かに燃えてます。。
★★★★★
ディビッドのこのアルバムは比較的評価が低いような気がします。でも、良く聴くとこの作品もクールなんですよね。まずマーカスミラーのベースの音が深くて、ぐっと心に響く音で録れている。そこがまずポイント高いです。全体を通して一番最高なのが、懐かしい"LISA"。ディーンブラウンのギターの音が妙に嬉しく新鮮で、素敵に生まれ変わっています。この曲だけでも買う価値ありですね。また、ドンアライアス。彼のパーカッションがいかにディビッドサンボーンの世界を下から支えているかが分ります。また、"AIN'T NO SUNSHINE"。スティングの歌が渋いしかっこいい! これはですね、ディビットサンボーンのTV番組で録ったやつですよね。僕もあの番組でこの曲をスティングとやっているのを観ました。そのまま多分このアルバムで使ったんじゃないですか? 少し手を加えている程度でしょう。いや、全然悪くないですよ、この作品。素晴らしいです。いつも"シカゴソング"のノリじゃ飽きちゃいますので、たまにはこれを聴くと良いですよ!