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ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)

価格: ¥1,134
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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中盤はダレ気味も驚きの連続 ★★★☆☆
『戯言シリーズ』の6作目にして8冊目で,05年06月のノベルス作品の文庫化です.
シリーズ最終章三部作の2冊目となる中巻,完全に上巻からの続きになっています.

サブタイトルにもなり,前巻の終わりから引きつけられた流れはあっさりと収束し,
以降は下巻,つまり完結への小休止というようで,比較的落ち着いて進んでいきます.

とはいえ,物語自体が停滞,空回りしているかと言えば決してそういうわけではなく,
過去に触れる主人公とヒロインの会話やいくつかのエピソードは今まで以上に意味深で,
これまでと同じでハッキリと明かされないものの,否応にでも完結を意識してしまいます.
そしてそれを受けてのラストはまた強烈な印象を残し,二人が交わした『約束』はもちろん,
主人公の決意や物語への影響など,1作目と同じサブタイトルとなった最終刊が気になります.

また,今や物語の中心となってしまった流れに突き付けられる一方的な『宣言』にしても,
予想を大きく裏切るもので,果たしてこのまま終わりを迎えるのか,こちらも気になります.

ほかでは,『あの人物』の再登場がうれしく,それまでの流れから予想はできていましたが,
主人公と交わされる掛け合いは,ピンチの最中というのに読んでいるこちらも楽しくなります.

ただ,600ページを超えるせいか中盤がダレてしまい,退屈さが出てしまうのも正直なところで,
結末へと畳み掛ける流れが印象的だっただけに,もう少しスマートにまとめてほしかったです….

なお,ノベルス版との違いは,表紙,表紙袖の前口上,カラーの扉絵,アトガキとなっており,
恒例のカラーしおりは,主人公と再登場となった『あの人物』とのツーショットになっています.
戯れ言シリーズの最終章、その2。 ★★★☆☆
最後は結局、赤とオレンジと戦いになるのでしょうね。一気に3部作をよめる私は幸せ者なのでしょう。これで、とびとびに出されたらフラストレーションたまりまくりだと思います.これはこれで楽しめましたが・・・。
ラストに期待! ★★★☆☆
「狐面の男」が用意した「十三階段」最後の一人は、「いーちゃん」のER3時代の親友、死んだはずの想影真心だった。人類最強である「赤き征裁」哀川潤をあっさりと打ち破る、「人類最終」、「橙なる種」こと想影真心。哀川潤をもつれて、またもや姿を消す「狐面の男」と「十三階段」。いーちゃんは、「狐面の男」の野望を打ち砕くことができるのか?

「人類最強」と言ってた、哀川潤があっさり敗れて、しかも、連れ去られてしまって、打つ手なしかと思いきや、結構いろいろいーちゃんがやってくれます。本腰をいれて、敵に立ち向かういーちゃん。ですが、「敵」である「狐面の男」がいまいちつかめません。彼の目指す「世界の終わり」って一体?とか、そもそも、「十三階段」で世界の終わりが起こせるの?とか多少の引っかかりはありますが、ラストに期待です。
あれ、まさか ★★★☆☆
こんな調子で最後まで行くの?という感じ。今までミステリー主体の作品だったが今回はアクション?作品の質がまるで違う。
主人公のいっくんが戦うとか言い出したからミステリーというよりもストラデジーに近いと思う。しかも上巻であれだけ話を膨
らましているのにまだ膨張を続けている。この先どうなるか実に不安。今までのファンなら失望する人も多いはず。
戯言遣い、ラストスパート。 ★★★★☆
狐面の男の敵はぼくこと「いーちゃん」。
迎え撃つ、なんて積極的なことをしないいーちゃんは降りかかる火の粉と降りかかるであろう火の粉を片っ端から振り払う。
各節を経て、いーちゃんと真心は再会するが、玖渚の驚くべき秘密を知る。
加速する運命、減速することのない物語…。
欠陥製品にして傍観者、そして何より戯言遣いのぼくと、青色サヴァンにして死線の青、そしていーちゃんの唯一の友達玖渚の運命の、物語の先には何があるのか…?!
西尾維新は止まらない!