2006年10月~12月、フジテレビ系で放映されたSMAP・草ナギ剛主演のドラマで、橋部敦子脚本による“僕シリーズ3部作”の完結作。草ナギが、先天的な障害により10歳程度の知能しかもたない自閉症の青年役に挑み、大きな話題を呼んだ。登場人物の心情に深く斬りこんだストーリーはしみじみと胸にしみわたり、印象的。仕事や結婚の問題など、障害者が直面するシビアな状況も美化せずに描ききり、リアリティーの高さも大きな評価を受けた。主題歌は、SMAPの『ありがとう』。
自閉症の青年、輝明(草ナギ剛)は、周囲の無理解のため、仕事も長く続けることができなかった。そんな折、幼なじみの都古(香里奈)に誘われ、動物園の飼育係になるが…。(みきーる)
リアルじゃない。
★★☆☆☆
ツッコミ所満載の下らないドラマです。もっとリアルに描写するべきです。余りにも嘘臭いです。こんな人間は何処にもいません!
都古ちゃんへ
★★★★★
僕シリーズで1番な気がします。スタッフ・キャスト共に、前作のヒットのプレッシャーの中で、よくこれだけの作品が出来たなぁと脱帽。最近のドラマ不振もあり、シリーズ終了は淋しいです。特筆すべきなのは、映像の美しさ。 朝の空気の青・輝明の服の黄色・ポストの赤のコントラストが好きで、輝明の通勤シーンが楽しみだった程。 ここまで細部に拘ったドラマもそう無いと思います。
僕道シリーズハズレなし!!
★★★★★
橋部敦子脚本、クサナギツヨシ主演という、このシリーズ最高のタッグ。 期待以上の作品です。 自閉症というデリケートな難しい役をクサナギツヨシが演じきっています。
「都古ちゃんへ」から始まる3行の手紙がほんわか温かいですね♪
こころ優しいドラマです
★★★★☆
このドラマは1話1話、ゆっくりじっくりと物語が進みます。
時間の流れがゆったりとしていて、台詞もひとつひとつ、こころに染みてきます。
登場人物のひとりひとりに、いろんな葛藤と生きていく上での楽しさ・辛さが描かれます。
それはドラマの中だけにとどまらず、観ている我々にもいろんなことを問いかけているように感じました。
好きだと思って結婚した相手が全然思ってもいなかった冷たい人だったり。
基本的にはこころ優しいドラマです。
今はなにかと暗い話題が多い世の中ですが、こういうドラマを見るとほっとします。
色々と辛いことがあっても、生きていこう!っていう希望が見えてきます。
穏やかな気持ちになりました。そして考えさせられました。
★★★★☆
「僕の‥」シリーズはふたつとも見ていてどちらもかなりの秀作だったので、今回の作品もおおいに期待してみ始めたのですが、これもまた満足のいく出来でした。
確かに一部の人たちが仰るように、メッセージが少々説教臭かったり、周囲の人間が主人公に簡単に感化されてみんないい人になっちゃうなどご都合主義的なところもありますが、それでも毎回オンエアが楽しみでした。低次元な煩悩を山のように抱えて鬱々としている私などは、見るたび「生きていくうえでのアドバイス」をもらっていた気がします。例えば自分の考えや行動が周囲に否定されて思い悩んでいる園長の問いに彼が答える場面。「できないことがたくさんあるのは恥ずかしいことじゃないの。できることを一生懸命やることが大切なの」と、彼はいつも母親から言われていることをそのまま口にするのですが、園長はその言葉に救いを見出してヤル気をとりもどします。与えられた仕事をいつも黙々とこなす主人公の姿を思い返し、私は思わず深くうなずいてしまいました。まあ私が単純なだけかもしれませんが、毎回そんなかんじで気付かされる、そして教えられることが多いドラマでした。
シンプルでケレンのない演出、草なぎ&長山親子の絶妙な呼吸も素晴らしかった。いまさら言うことでもないとは思いますが、スマップの中ではやはり彼がいちばんの役者なのではないでしょうか。彼主演の次回作がいまからとても楽しみです。