ゲームで香菜は攻略不可能キャラってことがすごく残念です。
この本に、香菜はヒロインであるだそうですから、すぐに買って読みました。
うん…どういうんだろう…少し、失望かなぁ…
香菜はヒロインというより、香菜は主人公だって正しいでしょうか。
私は香菜の話しを期待していたのに、香菜の思いや悩みなどを明らかにしたのは前の数々のページにだけです。
そこで、香菜はなぜ眼鏡をいつもかけるの原因が分かりました。
でも、香菜の視点で鷹乃の話しを描いた部分はかなり多いんです。
それに、ゲームの鷹乃ルートの物語とまったく同じですよ。
私はゲームの鷹乃ルートですごく感動しましたけど、ゲームがあったのにと思って、この本を読んで、少しつまらない気がします。

ゲームはMO 2ndの主人公伊波健の視点で描いた物語、この本では香菜の視点で。
男の子と女の子の観点や思いなどは同じじゃないけど、別の視点で同じ物語を描くのはやはりつまらないです。
だから、この本を読んでなくてもいいんだと思います。

サブキャラクターの舞方香奈の物語です自分の殻に閉じこもっている香奈はある日不運なことに不良に絡まれる、どうする事もできない香奈の所に水泳部のエースである寿々奈鷹乃が現れ、不良を追い払う。鷹乃に強い憧れを抱いた香奈は水泳部入部を決意します。自分の殻から必死に出ようとする香奈と香奈の心の支えの鷹乃そして、その友達の双海詩音の高校生活を等身大で描いた作品です。ゲームをした事のある方には特にお勧めです。