読んでみましたが、ストーリーの把握はできました。麻尋のストーリーですが、最後のほうがドタドタっとして終わってしまうのが呆気なかった様な気がします。おそらく、だいぶ端折って詰め込んだのでしょう。できれば上下巻など、２冊以上で読みたかった。良く言えば、字数の制約がなくじっくりと読めればもっといい意味で違った感想になったと思う。まぁ、概要は把握できたので、これ以降の巻を読みこの空腹感が埋められれば良いのですが…。

　ストーリー性に少し工夫が少なめなのは残念でした。思っていた通りの結末になってしまったので、そこもいまひとつでした。　
　しかし決してつまらないと言うわけではないです。展開は特に早すぎず、分かり易く、流れも良いです。ゲーム本編をプレイしていなくても、物語の世界には楽に入れると思います。
　良い点はあります。ですからお勧めします。しかしもう1歩踏み込んで欲しいと思うところが多々あったのが少し残念です。興味がわいた方はご一読してみてください。感動するところもあると思います。