インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ポニーキャニオン
Amazon.co.jpで確認
   トレーラー暮らしで育ったマギーのたったひとつの取り柄はボクシングの才能。彼女は名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願し、断られても何度もジムに足を運ぶ。根負けしたフランキーは引き受け、彼の指導でマギーはめきめき上達。試合で連破を重ね、ついに世界チャンピオンの座を狙えるほど成長。しかし、思いもよらぬ悲劇が彼女を襲った。
   2005年のアカデミー賞ほか数々の映画賞を受賞したクリント・イーストウッド監督主演作は、単なる女性ボクサーの物語ではない。これはボクシングを通じて知り合ったマギーとフランキーの絆の物語。マギーは亡くなった父の姿を、フランキーは疎遠になっている娘の姿をお互いに重ね合わせ、そこに「家族」を見いだしていく。しかし、その絆が強固なものになればなるほど、後半マギーを襲う悪夢にフランキーは傷つく。マギーを永遠に逃れられない苦しみから救い出したいけれど、それは神に背くこと。
   イーストウッド監督はボクサーとトレーナーの関係を崇高な愛の物語にまで高めていく。ひとりの女性ボクサーの人生が、死生観まで考えさせる映画になったのは、イーストウッドの監督としての志の高さだろう。アカデミー賞では作品、監督に加え、ヒラリー・スワンクが主演女優賞、モーガン・フリーマンが助演男優賞を受賞。役者たちのパフォーマンスにも圧倒される傑作だ。(斎藤 香)
さすがイーストウッド ★★★★★
自分はこの映画を見る前に、予備知識をほとんどいれずにジャケットと出演者のみで決めて見ました。

「許されざる者」以来の、イーストウッド&モーガンのタッグで、どちらも好きな俳優だったので…

一人の女性を一流のボクサーとして育てていくにつれ、失った家族との絆を取り戻していく………みたいな内容かな?ってくらいで見てました。

90分くらいは、彼女のサクセスストーリー。グッと引き込まれて栄光まであと少し…のところで物語の流れは大きく変わります。

ラストは問題になりましたが、この作品はそれが「良い」か「悪い」かを問う内容や肯定する内容ではないと思います。
様々な団体が抗議したのも分かりますが、少し過剰ではないかと。

メッセージではなく、ただ愚かでも強い愛に生きた二人の物語なのです。

クリント・イーストウッドの監督としての技量がさらに広がった作品だと思います。
何度観てもいい映画です ★★★★★

血の通じた家族と通じあえないフランキーとマギーのふたつの孤独が重なるとき、さらなる孤独を生むのではなく、血よりも深く濃いもので繋がることができる。

深い愛に胸をしめつけられました。


映画は詳しくありませんが、ここ数年好きな映画は?と聞かれたら一番に「ミリオンダラー・ベイビー」と答えます。
ヒラリー・スワンクがキュートに見える奇跡の映画 ★★★★☆
今さら「ミリオンダラー・ベイビー」を初めて観ました。
イーストウッド映画の打率の高さにあらためて驚きました。これもいい映画だなぁ。

まず、本作で脚本のポール・ハギスが名を上げたというのもよくわかる構成の巧みさ。物語上のデンジャーの使い方とかホントに上手い。レモンパイの話とか、細かい伏線もいちいち気が利いてる。そんでもって、いつものイーストウッド映画の影を生かした映像の(決してこれみよがしではない)美しさ。そして、ヒラリー・スワンクの可愛らしさ。以前からちょっと武骨だなと思っていたけど、そのキャラがここでは思いっきりプラスに作用していて、全部みたわけじゃないが、これまで見た彼女の出演作の中では一番良かった。

「グラン・トリノ」の方がより好きだから、という理由で星は1個減らすけど、他の監督の映画だと仮定したら星5つです。

あと、本筋と関係無いけど、ヒラリー・スワンクの家族が最低すぎて素晴らしい。家を見に来るシーンと病院に弁護士連れてくるシーンには、めちゃくちゃ悲惨なシーンでもあるけど、笑ってしまいます。
イーストウッドの「死」に対する考え方 ★★★★☆
 おもしろい映画でした。いや、おもしろいことはおもしろかったんだけど、ちっと物足りない感が残る映画でした。
 モーガン・フリーマンの演じるスクラップ視点から語られる話である、という設定だからなんだろうけど、周辺情報が少なく謎の部分が多くて、「そこに何か大きな仕掛けがあるのだろうな…イーストウッドっ!おれの目をごまかそうなんて10年早いぜっ!」と、人生の大先輩に心の中で毒づいていたのですが、その辺にはまったく触れずに終わります。やられたぜっ!というかその部分は伏線じゃなかったのね;
 ターミナルのときも書きましたが、誰かがだんだん認められていく映画は好きです。なので今回もヒラリー・スワンクがどんどん強くなって、クリント・イーストウッドや、多くの人に認められていく課程がとてもおもしろく、ウキウキした気分でみていました。で、終わりごろにただの成功物語に終わらない仕掛けが待っているのです。
 あのあたりがちょっと宗教(特にキリスト教)的というか、イーストウッドの「死」に対する考え方を提示しているというような雰囲気になってきてちょっとそこで感情移入が終わったというかなんというか、そこから客観的に映画を見るようになってしまいました。
 アメリカ人は最後までおもしろく見ていられるのではないかと。「アメリカン・ビューティ」でもそう感じたのですが、日本人(というか自分?)は感情移入できない部分がでてきてしまうんですよね。ヒラリー・スワンクの演じるマギーの年齢が32、33歳という設定もなんかピンとこなかった。(しかし、ヒラリー・スワンクの実年齢も31とわ。「ボーイズ・ドント・クライ」は6年も前なのか…)
 最近思うことは、「スパイダー・マン」とか、「スター・ウォーズ(新3部作)」とか、「ロード・オブ・ザ・リング」とか「マトリックス」とかのポップコーン・ムービー的な映画のほうが好きかもしれない…。
さすがイーストウッド ★★★★★
前半のサクセスストーリーは前振りにすぎないということを予習してから鑑賞しました
観る前からわかっていた結末は、思っていたよりも重く深く心にのしかかってきました
足の悪い犬の話をして伏線を張っているあたりはさすがだなと思います
宗教や倫理的な問題でこの作品をよく思わない人は多いと思いますが
間違いなくこれはイーストウッド作品の傑作のうちの一つであり、映画史に残る名作です