細かく描かれた絵で色々な読み方を楽しんでいます。
2歳の息子は、ヒヨコがスーパーでかくれんぼをする場面で「ここにいるよ！」と探すのが好きです（いつも１羽見つけられない）。おかあさんがお料理をする場面では、ページの上で包丁をトントンする真似をしています。
スーパーや台所の物がデフォルメしすぎずに描かれているので、物の名前を覚え始めた頃は「すいか！バナナ！」と読み上げていました。

絵は確かに非常に可愛らしいです。ただし本の中身から学ぶものがあるかというと、、、
1300円はいくらなんでも高いと思います。いま手元にあるものをさくっと調べたらあの有名なこぐまちゃんシリーズが800円です。絵のレベルとか色々評価対象があるでしょうが、780円くらいでいい内容かと思いました。図書館で十分です。

にわとり親子がスーパーマーケットにお買い物に行く話。
うちの子（五歳）は、まず、
マーケット内で、ひよこたちが、
かくれんぼをするページで大喜び。
探し当てては得意げです。
また、お菓子売り場のページでは、
知っているお菓子（「きのこのやま」など）
に似ているパッケージを見つけては
「あーー！」と喜んでいます。

一回読んで、すぐに「この本、気に入っちゃったー」と
言った絵本です。

とにかくかわいい絵本。

まずスーパーマーケットの細かな描写がウケル。
お菓子の棚なんて懐かしいお菓子が並びすぎて
旦那とこれなつかしーって子供そっちのけで
盛り上がってしまった。
スーパーで出会うほかの動物親子も色々特徴あって
面白いし、スーパーであっちこっち行っちゃった
ピヨピヨちゃん達を探すのも面白い。
何よりもお家に帰ったあとのにわとり一家の
温かい家庭風景が最高に素敵。
家族ってこうだよね、こういうもんだよねって
改めて家族のあり方を見直した。
かわいいだけの絵本のようで実は心温まるとても素敵な絵本。
そして自分も子供と一緒に買い物気分にひたったり、
ピヨちゃんたちを探してかくれんぼをしたり
ある特定の動物親子を絵本の中で追いかけたり
色々な楽しみ方ができる盛りだくさんな絵本だった。

そうそう、買い物って行くだけで楽しかった。
うちの子供達もおんなじ。
絵本を読んで、自分達と同じ行動をするピヨちゃんに
共感している感じ。
文章は少なくても、絵の描写でいろんなストーリーが
読み取れるのがとてもよかった。
子供達もあれこれと毎回違った物語を作って楽しんでいる。
想像力がはぐくまれる作品。