４歳の長男が保育園から頻繁に借りてくるので、購入することにしました。
　ちょうどクリスマスシーズンで、何度も読まされました。絵柄が優しく、細かいところまで描きこんであり、親子で楽しめる絵本です。

ピヨピヨスーパーマーケットの続編と思ってちょっと期待していました。

ひよこの兄弟たちのサンタさんへの思い、そのけなげさ…
来てくれるよう願う姿など、とってもかわいかったし、
なんだかじんわり、心があったまる感じもありました。

サンタさんがくれたプレゼントはきっと兄弟が欲しかったものなんだろうなって
プレゼントを見つけた時の兄弟の顔を見て微笑ましく思ったけれど、
う〜ん…工藤さんの他の絵本を見すぎたせいか、
この微笑ましさに予定通り感があって
それが、読み手にとって心地よくもあり、
逆におもしろさがちょっと減っちゃうような…気もして

とは言え、家族で過ごす素敵なクリスマスが描かれていて、
こんなパーティをやって、って子供にねだられるだろうなぁ…
きっとこんなパーティができたら子供も喜ぶだろうなぁ、
絵本を読んでそんなシアワセな想像をしてしまいました。

ピヨピヨスーパーマーケットの話でみかけたような絵が多いです。おうちの中、見覚えのあるスーパーの紙袋・・・暴れてる子供も！子供にはまだ読ませてないけれど、”このマーク覚えてる！”とか言いそうな感じ。最後のオチもおもしろいと思います。今回は市場で買い物。でも、個人的にはまた同じスーパーでもよかったかな？！