Donny Hathawayの娘として脚光を浴びたものの、2ndアルバムをリリース後、音沙汰のなかったLalahの待望の3rdアルバムが10年振りにリリースされた。憂いのあるファットなボーカルは健在でひとまずは安心。Groovyなミディアム(1)でアルバムは幕を開ける。さすがはMike City、堅実な仕事振り。そのMikeが手掛けるは全部で3曲だが、どれもがミディアム調の曲調で、バラードが大半を占めるアルバムの中でのアクセント的な役割を担っている。ただその方向性は正解。アルバムのメリハリがこれでキープされている。大人のアップとでもいうべき(8)なんかも、むやみに現行R&Bに乗っかろうという心意気は最初から排除されたような、それでいながら古臭くない魅力ある一品。バラードではドラマティックな(7)やJazzyでヘヴィな(9)などが秀逸か。2004年という雰囲気をこのアルバムからそれほど感じることができなかったのは残念だが、彼女の歌に対する思いはストレートに伝わってくるような、そんな作品集。

１０年ぶりの新作です。まずこのアルバムで思ったことはジャケットの写真が実物とはかなり違う(;^_^A アセアセ・・・。ところで肝心の曲のほうは非常にＬＡＬＨＡらしさがよく出てる。なんといってもＬＡＬＨＡの魅力は迫力のあるローボイスと上手い歌。１３曲目のボストンはＬＡＬＨＡのホームページでも以前に一部視聴できた曲。やっとＣＤ化されました(^人^)ありがたや。。。このＣＤ以外にも現在３枚のＣＤが発売されていますがもっともＬＡＬＨＡらしさが出ているＣＤだと思います。ボストン意外にも１曲目のＨｏｗ　ｍａｎｙ　ｔｉｍｅｓもオススメです。最近の洋楽にはうんざりししている方、本格的な洋楽を聴かせてくれるこのＣＤはオススメです。

天才ソウルシンガ－DONNY HOTHAWAYの娘として一躍脚光を浴びましたけど、ここ10年以上見ませんでしたね。しかし本作では、益々女性の魅力も増し、あの頃の声と全く変わってません。また数曲のプロデュ－サ－にMIKE CITY（DAVE HOLISTER/CARL THOMAS)を起用しているところとか流石だと思います。買いですね！！