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語前語後

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 朝日新聞出版
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短い文章のあちらこちらに快感を覚えました ★★★★★
安野さんといえば、とっても不思議な絵の本をたくさん出していらっしゃる方…以前からそういう
印象で、これまで絵本も何冊か買っています。
安野さんのエッセイに、先日たまたま遭遇し、『語前語後』のタイトルと表紙の絵に惹かれて購入。
短めの文章がなんとも心地よいと思いました。
そして、物事を一つの方向からのみ捉えるのではなく、違った角度から凝視する、その逆から今度は
力を抜いてぼんやり眺めるなどすると、見え方が違ったり、今まで見えなかったものが見えたりする
ことを、文章からも再認識しました。
安野さんの絵の世界が、このエッセイの中にもあった…そう感じました。
いろんなことに関心をもって視野を広げつつ、自己を見失わない生き方をしたいです。
居心地のよさ ★★★★★
『ふしぎなえ』『ABCの本』に親しんできた私にとって、安野さんは絵本作家。
本書でエッセイもおもしろいことを知りました。

あきのこない安野さんの絵と同じく文章も、なにか普遍的なところがあります。
字のない絵本をつくった作家の頭の中をはじめてみました。

おもにニュースや何かで氏が考えたことが書かれているのですが、強いストレスに過剰に適応した社会に居心地悪く思うとき読めばいいとおもいます。
みんな大騒ぎしすぎなのです。