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小判商人―御宿かわせみ

価格: ¥1,300
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
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もっと続くのかと思ったんだけど ★★★★☆
「メキシコ銀貨」で露になった、両替犯罪のその後を描いた表題作を筆頭に、新たなメンバーとなった女中お晴も出てくる最新刊。

最近は、子供たちと東吾の出番が圧倒的に多くて、るいは落ち着いた奥様になってしまい、人間関係が磐石になってちょっとおもしろくない??
なにげに、通之進と香苗夫婦の出番が増えましたよね、最近。実は偉ぶっていない、いい人たちなんだと毎回思います。悪人が少ない、というか、欠点なさすぎ。スリルが欲しいなあ。
「小判商人」も、もっと続く巨大な悪を相手にした連作になるのかしらと期待していたので、今回で終わりになりそうで残念。

河川交通に興味深々 ★★☆☆☆
 息の長いシリーズのせいか、全体に起伏が少なく、少し興趣に欠ける気がしました。なかで、生き別れになった親子の、絵馬を通じてひとときの再会を綴った「初卯まいりの日」には、激情が走って心を動かされました。
 ところで、この作品には交通手段として。猪牙など川舟が登場します。そういえば、北重夫『夏の椿』にも、川越の河岸までの高瀬舟が描かれていました。また、大野靖子『松島市兵衛風流帖』には、江戸下町
の水上交通の様が詳細に書き込まれていて圧巻でした。例えば、最下流の葛西用水の様子は、今ではほとんど判らないといわれており、時代小説に当時の舟運が記されているのは、とても興味深く思います。
河川交通に興味深々 ★★☆☆☆
 息の長いシリーズのせいか、全体に起伏が少なく、少し興趣に欠ける気がしました。なかで、生き別れになった親子の、絵馬を通じてのひとときの再会を綴った「初卯まいりの日」は、激情が走って心を動かされました。
 ところで、この作品には、猪牙などの川船が登場します。そういえば、北重夫『夏の椿』では、川越までの高瀬舟が描かれていましたし、大野靖子『松島市兵衛風流帳』には、江戸下町の水上交通の様が、詳細に書き込まれていて圧巻でした。例えば、最下流の葛西用水の様子は、今ではほとんど判らないといわれており、時代小説で展開される江戸の河川交通のありようは、とても興味深く思います。
キャラのデフォルメ目立つ ★★★★☆
ついにかわせみも30巻!
ここのところ、主要メンバー自体にトラブルはなく、皆さん穏やかに暮らしており、よそさまの難問、トラブルを解決するというパターンが続いている。
るいはやけに良い奥様になりきってしまっているし、子供たちはやたら優等生なのが気になる。
今回は新しい女中・お晴がレギュラー入りした。
子供たちは英語を学んだり、東吾は洋書を読んだり、外貨のトラブルがまた起きたりと、少しずつ時代が流れていくのを感じる。
もう少し、主要メンバーを揺さぶる事件がおきるといいのだが。