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基礎からわかる数・数式と図形の英語―豊富な用語と用例

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日興企画
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正統派の香り、教科書そのもの、安心して読めます ★★★★★
 あれやこれや数学方面の本を読むと、どれも面白いので門外漢は振り回されることが多いですが、本書にはやっと学校の先生に会えたのではないかと思えるほど正統派の香りがし、その洗練度に私はまず感銘を受けました。内容は高校までの数学全般の英語表現に絞っています。

 このように淡々と書くというのは、実際には相当の力量とか学識がないと恐らく不可能であり、本書はこの分野では筆頭に上げられるべき最高水準の良書です。英語で数学を表現したければ、まず本書を座右の書とすべきであり、予算が許さなければ、本書だけでも十分です。
 学校の教科書としてもそのまま使えるくらいで、日本での“英語で数学”の国家標準、一次標準品になります。索引もいい加減ではなく、工夫して作られています。初心者が迷いやすい箇所をAttentionsとして各節の冒頭に載せているのは効果的ですし、本書の使い方としてはまず各節のその部分だけを拾い読むするだけでも面白く、役立ちます。イギリス英語とアメリカ英語の区別についても、学習者にとって必要十分な量を記載しています。練習用に難易度順にExamplesが多いのも親切で便利です。

 色刷りにはなっていないので、読むときは英米の違い、日本と欧米の違いについてはしっかりマーカーで色を付けた方がよいでしょう。数学には意外というか当然というか結構“方言”のようなものがありますし、“(右辺や左辺に)移項する”という単語は日本独自のものだと本書で私は初めて知りました。なお、鶴亀算や流水算等のように和算についての英訳は一切ありません。和算はそれなりに価値はありますが、数学の本流ではないのでやむおえません。
 
 中学生でも適当な指導者がいれば、本書を活用できそうです。なお、小学生の場合、「図解 子供にも教えたい算数の英語」が同じ著者名で出ていますので、そちらも購入すれば、参考になるかもしれません。



国際会議で ★★★★★
技術者なので、日常会話を英語で言えないことは恥ずかしいとは思っていない。
しかし、技術的な議論で、数式を英語で言えないことによって、議論の時間がかかるのは、相手に申し訳ないと思う。そのため、本書は大変役に立っている。
著者らの「基礎からわかる数量と単位の英語―豊富な文型と用例 」
ブルーバックスの「数学版 これを英語で言えますか?―Let’s speak Mathematics!」
工業英語のムックとともに利用している。
英語の表現を膨らませるには最適 ★★★★☆
 私は現在米国の通信会社でInternational Financeの一員として働いており、米国本社の担当者と定例的な電話会議があります。 Financeの仕事ですので内容は数字が中心ですが、日本語でも何と言えば良いかと悩む場面があります。難解な会計の内容でも数式で表現できれば論理自身は小学校レベルの足す・引く・掛ける・割る、分数、でほぼ網羅できるのですから、この本でその用法をマスターすることは大変有益であったと感じています。
数式、図形を英語で読むには手ごろの本 ★★★★☆
私は以前通訳をしていましたが、現在米大学で数学を勉強しています。数式の読み方については、参考にしています。しかし残念ながら、所々でこのような書き方で良いのかと戸惑うことがあります。例えば2次方程式の解き方という所では、いろいろ説明がしてあるが、例えば79ページに肝心の2次方程式の解の公式の読み方は省略されている。いきなりここを見た人は、何て読むのか判らないではないかと私は心配します。

数式を使って、本の実例をここで説明しようと、数式エディターを使って文章を書いて、ここに挿入したら、うまく表現されなかったので、実例は省略しました。

手抜きをしないで、書いてあれば、この本に100点満点をあげたいところですけれど ….この類の本はほかにもあるが、その中では良い部類ではあると思う。