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落語ファン倶楽部 Vol.8 (CD付)

価格: ¥2,500
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 白夜書房
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実力派演者が、自身のこだわりの落語登場人物への思いを存分に語る特集は圧巻 ★★★★★
特集『落語の国のオールスター』では、落語界の実力者が落語国の住人たちへの思いを存分に語る。なかでもトップの志の輔のインタビューには、一線をこえた高いレベルのプロならではの思考の深さ、完璧を目指すための実践への意識が顕著に現れていて興味深い。ちょうど今、正月のパルコ公演中であるが、これを読んで志の輔の高座に挑むと、志の輔が観客に届けたいと考えたものへ込めた、真摯な思いがより明確に見えてくる。観客に登場人物をより魅力的に届けるために何をすべきなのか〜、一流プロの抽斗の中身を感じることが出来る充実した内容である。鯉昇の枠では、鯉昇が長屋の人物に託す思いが披露されているが、互助の精神からの感性が独特で、これが『長屋の花見』に代表されるような鯉昇ならではの素敵な庶民描写のベースになっていることが分かる。喬太郎のページでは“落語は芸術か?”というファンダメンタルな考察から入り、独自のキャラクター構成・演出論が語られている。また、自然体で発せられる言葉が異彩を放つ白鳥ならではのキャラ論、追いつめられた人物に対する昇太のシミュレーション発想、三三の女性描写への思い入れ、市馬による侍の考察、など、他の枠も実力派演者ならではの見識が披露され濃厚な読み応え。採りあげられた噺も多く、保存版仕様の好企画である。若い落語家にとっても良いテキストになるはず。なお、勘三郎と談春の対談ページに、中村座への談春出演に関する記述があるが、この豪華共演の早い実現を切に願うばかり。CD音声は、志ん朝・のり平、天才二人だけのやりとり“『文七元結』から吾妻橋の場”。六代目圓生の口演『文七元結』から構成された脚本で、芸能史上屈指の名コンビにより演じられた舞台は、記事中にもあるように“東京の芝居の極上の逸品”である。昭和44年の伝説の舞台音声が現代に蘇ってくれたことを素直に歓びたい。
待ってました! ★★★★★
三木のり平と古今亭志ん朝の師弟が演ずる“文七元結”

その音源が40年の時を超えてよみがえりました!!

この付録CDだけで元が取れます!!

志ん朝ファン必携の一冊です!


文七が財布を投げようとして中身に気づく場面…ここでの迫真の演技を見せる志ん朝を表紙にしてるのが泣かせます!!