パワー不足な内容★
★★★☆☆
新ロードス島戦記のときも感じましたが、最近の水野良さんには熱さが足りません!
物語の展開や設定はよく錬られているように感じますが、それらを予定調和のごとく消化していっているだけのような気がします。キャラクターもノリが良いだけで心情が描ききれておらず、淡々と進む物語の『あらすじ』を読んでいるような印象を受けます。
ページ数が少ないせいもありますが、もっとじっくりと描写していってもらいたいと思います。
内用は他の人に任せます。
★★★★☆
ロードスの方が良いのは誰の目から観ても明らかだと思いますが、自分はこのシリーズ嫌いでは無いです。
しかし、(個人的な意見ですが。)横○守の品の無いイラストはどうにか成らないモノですかね〜、
巨乳の谷間と下着を見せて喜んでる様なキャラ絵は、馬鹿っぽく視えると思いませんか?(好きな人もいるでしょうけど)。
イラストをチェンジして1から出してくれたら、今有るヤツを古本に出して買い替えますけど…、 出してくれませんかね〜、無理でしょうか?。
内容に反比例して狭すぎる舞台
★★★☆☆
魔法戦士リウイ・シリーズの1エピソード作品なので、これまでのリウイの内容を知ってる人限定の作品。昔から抱えていたSW世界の謎の一つ「ロドーリルの内政」を、リウイという人物を通して意外な形でオープンした内容。
国の興亡は、ファンタジー小説では欠かせない要素ではあるが、いかんせん(雑誌の連載ものという事情があって)ページ数が少なすぎるせいか、国家情勢や各キャラクターの個性と成長、手に汗握る戦闘シーンといった必須の内容が浅くなりすぎている感がある。そのせいで主人公リウイの行動も想定範囲内(突飛な行動で事件を瞬時に終わらせる)にしかおさまらず、リウイ本人の深みも感じられないのが残念である。これは、本作品に限らず、魔法戦士リウイ・シリーズ全編通して言えることである。
この作者が編み出した大作「ロードス島戦記」のように、規制に縛られずに自由に書きたいことを好きなだけ書ける環境であれば、リウイやそれを取り巻くヒロインの存在感を十分に引き出すことができるのに、と思わずにいられない。
イ、イメージが…
★★★☆☆
15年来、私が持っていたジューネ女王とロドーリルの印象とは、傍目にもわかりやすい邪悪な女王率いる悪の帝国でした。過去のドラゴンマガジンに掲載された、天野喜孝氏のいかにも邪悪そうなイラストが高校生だった私の脳裏に刻み込まれたのです。しかし、作中にもありますが、これはラヴェルナの 傍からの観察だった訳ですね。ジューネ様命の男達だったんですか。特に軍は。単純ですが、意表を突かれました。 内容は、前作に続きファーラムの剣探索のエピソードを描いたものでファンにはおまちかねです。各キャラの行動がもう少し掘り下げて書かれていれば、さらによかったですね。