他のルパンのサントラと比べて、ベースの音が前面に出されている印象がある。３曲目の「THEME FROM LUPIN THE THIRD (08'Hard ＆ Beat Ver.)」の曲名にもあるよう、全体がベースの音を主張されるように構成されているのかな？と思われる。
このCDも、You ＆ Explosion Band名義ではなく、Lupintic Five名義による演奏。精錬された演奏と、ジャズ風味が十分に味わえることと思う。

特筆すべきは、原田知世が歌で参加していること。原田知世ってこんなに声も美しかったんだ！と感動すること間違いない。高い声が非常にきれい。息づかいも聞こえてきそうで、聞き入ってしまう。多彩な人なんですねえ。

今回は、あくまでもルパンらしく、且つJAZZを堪能するアルバムとなっています。ウイスキーかバーボンでも飲みながら聴くには最高です。最後に収録された原田知世も最高！今井美樹とは違う魅力があります。