初演から10年を経て、アンドリュー・ロイド・ウェバー翻案の「オペラ座の怪人」について、いまさらなにが言えるだろう。いたるところで見聞きするので腹が立つ、とでも? イタリア・オペラのレパートリーからかすめ取ったさまざまなテーマを一つに縫い合わせたものだ、とでも? あるいは、たぶんこれを読んでいるいまでも世界のどこかしらで舞台に掛かっているであろう、批評家お墨付きの大衆娯楽だ、とでも? ポップ・カルチャーの万神殿で「タイタニック」を乗り越えそうなメガヒットを飛ばした「怪人」は、モダン・ミュージカルがいかに構想され、舞台にのせられ、市場に送り出されるか、そのやり方を――良くも悪くも――大幅に定義し直すことになった。その影響はロンドンやブロードウェイといった伝統の場所にとどまらず、はるか遠くまで及んだ。好例をあげると、ロサンゼルスの最長となったロングランの呼び物だった短縮版は服装倒錯者レビューで、14インチのシャンデリアがいっぱい使われ、主人公役は「男を演じる女を演じる男」だった。(Jerry McCulley, Amazon.co.uk)
原点、そして最高傑作。
★★★★★
以前同じオリジナルCDを購入し、聴き込んで、CDが傷んでしまった為、保存用に今回購入しました。もう何百回と聴いてます。
一度聴いた時から、マイケル・クロフォードのファントムに恋をしました。他に語る言葉がありません。ただ、素晴らしい、の一言です。
泣けます!
★★★★★
サラ・ブライトマン目当てで購入したのですが、怪人役のマイケル・クロフォードに引き込まれてしまいました。確かに彼の歌唱力は本物の歌手達には適いませんが、怪人の怒りや悲しみ、孤独の全てがその声に詰まっていました。完璧な技術と歌唱力があっても、人はその歌声に感動しません。私は今までCDを聞いて涙した事がありませんでしたが、感情のこもった本物の怪人に涙がポロポロ零れました。怪人の母親を求める子供のような、か細く優しい歌声はクロフォードにしか出せません!自分を好きになれなかったり、孤独を感じている人に是非是非聞いて欲しい作品です。そして大泣きしてスッキリしましょう!
sarah brightman
★★★★☆
サラ・ブライトマンを聞きたくて購入しました。
世界で一番美しい歌と言われる前の、若い頃の歌声がウェーバーの素晴らしいメロディーと共に堪能できてかなり満足です。
至高の「オペラ座の怪人」
★★★★★
このCDに出会ったってすっかり「オペラ座の怪人」の虜になってしまいました。
劇団四季の初演から海外の公演も色々いきましたが、何度いっても言葉がわからなくてもずっと美しい旋律と素晴らしい舞台に魅了されてしまいます。
この間サラブライトマンのコンサートに行き、彼女の生声を聞き、しまいこんでいたこのアル
色々な国の言葉とキャストのCDを持っていますが、やはりこれは一番。
ファントムは今はオペラのバリトン歌手がやる事が多いですが、オリジナルキャストのマイケルクロフォード、彼が何ともいえない怪人の超人的な雰囲気、そして心の闇を上手くだしています。
またサラの澄んだ歌声、アンドリューロイドウエーバーが彼らの声にインスピレーションを受けこの素晴らしい大傑作は完成したのでしょう。
どのCDもよさがありますが、このCDは曲のみならずせりふもあって、舞台の雰囲気をそのまま思い出す事もできます。
「オペラ座の怪人」のCDならこれが一番お勧めです、
何回聞いてもファントムの美声は疑う余地なし! です。
★★★★★
映画版の音源(?) といったところでしょうか。
とにかくセリフや効果音、周りのざわめきまで全てが収録されているCDです。
映画版のオペラ座の怪人を見た人であれば、十分楽しめる内容になっていると思います。
ただ、ロンドンキャストということだけあって、英語がまったく駄目な人には不向きかと。
私としては映画を見た後に購入→愛用という形がベストだと思います。
ファントムは、あのマイケルクロフォード氏が、クリスティーヌは透き通る声の、サラブライトマンが演じています。
両者とも優れた美声で、脳内で映画の世界がどんどん展開されます。
曲間の調整はされているものの、私としては全部を映画のように通して聴くのが一番かな。
映画をじっくりTVの前で観る時間がなくても、CDなら作業をこなしながら、
オペラ座の怪人の世界に浸れますよね。