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四つのサイン (シャーロック・ホームズ全集)

価格: ¥2,730
カテゴリ: 単行本
ブランド: 河出書房新社
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四つの署名 ★★★★☆
1890年に初版が発行されたホームズシリーズ第二弾となる作品です。壮大な遺産を巡る事件に巻き込まれていく婦人を、ホームズとワトソンが助け、経穴に導いていくという事件で、基本的なホームズとワトソンの関係が構築された作品であると言えると思います。推理小説なので、内容に付いては余り触れられませんが、小説家としてのコナン・ドイルの進みたかった方向が良く判る作品だと思います。特にワトソンへ当てられるスポットが大きな作品であり、この作品において最も中心的な部分にワトソンがおかれています。その分だけ、他のシリーズとは少し毛色が違うように感じる方もいらっしゃるとは思いますが、様々な推理、心理描写、物語…どれをとっても傑作だと思います。
現代ホームズ本ではNo1 ★★★★★
私がミステリー好きになったそもそもの発端は、このシャーロック・ホームズ全集を手にしてしまったからです。単なる推理小説というだけでなく、本を開けばまるで自分が当時のイギリスへ飛び、ベイカー街のホームズとワトスンの下宿で2人の中にいるような感覚になる、優れた文学作品だと思っています。

 今回この全集は、古い文章を一新(しかし品格はそのまま残ってます)し、読みやすくなったと共に、注釈も丁寧で当時の様子もよく分かります。解説も読み応え十分。子供の頃夢中になった方がもう1度手にし、ふたたびシャーロック・ホームズの魅力を再確認できる(私がそうでした)、そんな全集です。

ホームズにはまってしまいました! ★★★★★
「今日はどちらかね。モルヒネ、それともコカイン?」
「コカインさ。七パーセントの溶液だ。君もやってみるかね?」

 この『四つのサイン』は、ホームズが薬物に手を染めている場面から始まる。

 初めて、シャーロック・ホームズを読みました。

これまで私の読む本といえば、医学・化学に関する技術論文くらいなものでした。小説を読むのは時間の無駄とさえ思っていました。
その私が、とあるきっかけでこの本を手にしました。

 ショックです。
今まで、自分はなんと偏見に満ちた人間であったか。
小説とはいえ、こんなに科学的かつ論理的に検証するとは・・・

(100年以上前の技術がこんなに進んでいたとは!!)
それもそのはず。
著者であるアーサー・コナンドイルは、
もと、私と同業の医者だったのですね。

 すっかり、虜になってしまいました。
的を得た訳と、時代背景が手にとるように分かる解説が満載のこのシリーズ。
また購入します!!