シリーズ通算五冊目にしてとうとうこのときが!


聡の家族が帰国するに伴い退寮することに? 聡が天然なだけに波多野さんが結構振り回されていて笑えます。

ある意味家族に紹介編。 息子さんを下さい編。 永遠に続くわけではないと思っていても、不意にその事実を突きつけられると思いの外自分の甘さに気付くときがありまして。寮の面々もそれぞれ事情を抱えていますが基本笑顔、という強さにもね。

これが今回の聡。 波多野さんはやっと成就、よかったね。

秋霖高校シリーズ第五弾です。

前作から４ヶ月、今回も楽しみに待ってました！
数年ぶりの続編で、去年の１２月からテンション上がりっぱなしでしたが、今回もニヤニヤがとまりませんでした。
というか、５冊の中で一番ニヤニヤしました。

今回はラブラブです。全体的に。
なんたって、帯のアオリも波多野さんは特別（略）とか「プロポーズ、初夜、新婚旅行」ですから。

後は野となれ山となれ
私を温泉に連れてって

の二話収録。
聡の突っ込み（心の中で）が冴え渡ってましたネ。
前半は話のテンポが良く、ちょこちょこ笑えました。プロポーズ＆初夜話です。
後半は新婚旅行、温泉編。
聡たち以外の二組もプロポーズ。

相変わらず聡の勘違い思考・発言と波多野の無言・無表情でやや噛み合わないこともありますが、
前巻で明らかになった波多野の思考回路により、妄想が止まりません。
それでも結局、二人の少し噛み合わない所が、もどかしくて余計萌えるのかも・・・あと、聡がやたら恥ずかしがるので、こっちも照れくさい気持ちでニヤニヤしちゃうんですよね（笑）
だんだんキスに慣れてきた聡と、嬉しそうな波多野が可愛くて仕方ないです。


ところで、本の裏の説明文・・
「嬉し恥ずかし初合体（ハート）」
今時初合体・・・と思わなくも無いですが、よかったネ！オメデトウ★
完結と明記は無く、今冬雑誌掲載もあるようなのでまだ続くのかな？
ぜひ続いて欲しい〜。