現在、廃盤中の・・
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名曲「修善寺で別れた大宮の女」と「大宮で別れた修善寺の女」が収録されて良かった。久々に新曲をリリースして欲しい。
二十歳のころから‥
★★★★☆
長い間聴きたかった「過ぎゆく街」を、やっと聴けて大満足です。 ただ、この曲のタイトルを私は「新宿午前3時25分」だと勘違いしていました。二十ン年も! 当時、たけしさんのラジオ番組で両方とも流れていた気がしますが、思い込みの恐ろしさ?です。 このアルバムで、あの頃の自分を振り返ってみるのも良いと思いますよ。
いつだってフルチンで勝負してきた魂のヴォーカリスト・タケちゃんの軌跡!
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まずは、あえてタケちゃん、と呼ばせていただくことをお許し願いたい。
シンガー=タケちゃんのベストは、これまでにも数多くリリースされてきたが(そのうちの『ゴメ〜ンネ!たけちゃん』には以前、レビューを書いていた。そちらもご参照ください)、ついに“ほぼ”決定版と呼べる、カップリングも含むビクター時代すべてのシングル曲を収めた2枚組が登場した。
(さすがに後期はサボりがちになったが)オールナイトをほぼ毎週聴き、夜中に爆笑しては母親に叱られたりしつつ、せっせと送ったネタハガキを読んでいただき「しょーがねぇなぁー(笑)」のお言葉をいただいたこともある者の一人としては、「いたいけな夏」も「俺は絶対テクニシャン」も入って、それ以外の主な楽曲もCD2枚にたっぷり収録、しかもリーズナブルなプライスという、これは絶対手に入れないわけにはいかないのであった。
そのオールナイトでしゃべっている時もそうだったが、歌に関してもタケちゃんはフルチンで勝負していた。決して上手くはなかったかもしれないが、どんな大物ミュージシャンや大御所が書いた曲だろうと、構えることなく“裸の歌声”を聴かせてくれる。
まさにそこが、たまらない魅力となっている。
1曲めが「浅草キッド」で、おしまいが「俺は絶対テクニシャン」ってのがよくわかんないけど、これは“泣けるなんとか”って番組で取り上げられるなどして、近年よく知られるようになったから、しょうがないのかな(もちろん「俺は絶対テクニシャン」じゃなくて「浅草キッド」が)。
コンパイルと解説は高島幹雄さん。
あと、それから、TV番組で歌っただけでなく、ちゃんとスタジオでレコーディングされているはずの「Sea Side Woman Blues」は今回も未収録ということで、実に残念ですな。グッスン!