けいたんの評価
★★★★★
とんねるずのヒット曲がたどれる大変お得なアルバムです。どれもいい曲で面白い曲も入ってます。大ヒット曲『情けねえ』『ガラガラヘビがやってくる』『一番偉い人へ』のカップリング曲も名曲だったのですがそれらが入ってなかったのがちと残念です。
歌謡曲に終止符を打ったとんねるず、秋元康チーム
★★★★★
「やぶさかでない」(1986.05.28)はR&B。歌詞はDTBWB〜横浜銀蠅のノリ。ブギってことで歌詞には笠置シズ子も登場。
「人情岬」(1986.10.21)は細川たかし。ライナーノーツには秋元自身が「賞レースを狙った」と書いているが、リリースが10月なので、まだ本気(マジ)じゃない。
「嵐のマッチョマン」(1987.02.25)はディスコ歌謡。歌詞のイメージはヴィレッジ・ピープルか。翌年の同時期にはユーロディスコ(ジンギスカン、アラベスク)ともラテン歌謡とも取れる「炎のエスカルゴ」(1988.02.25)をリリースしており、ここら辺のシングル・ローテは歌謡曲のパロディだろう。
「迷惑でしょうが・・・・」(1987.04.05)は倉本聡ドラマのショーケン、「YAZAWA」(1988.07.06)はもちろん矢沢永吉、♪卒業することで終わった大人たちを非難すること 社会とは窓ガラス割らないルール と歌う「一番偉い人へ」(1992.09.03)は尾崎豊である。いずれも完成度は高く、パロディの根底に対象への愛があることが解る。茶化しながらもオマージュになっているのだ。(まあ尾崎が死んだ半年後にリリースした「一番偉い人へ」は便乗商法以上のものは無いのかもしれないが)。
そして、長渕剛を意識した「情けねぇ」(1991.05.29)で、とんねるずはついに、ギャグでしかなかった紅白出場、賞レース制覇(歌謡大賞)を果たす。
♪遠い国のふしあわせ 対岸の火事なのか と歌うこの曲は、湾岸戦争に引っ掛けたメッセージソングだ。歌は世に連れ、つまり“世相を反映する歌こそ歌謡曲”っていう、本質的な部分までパロディ化してしまったのが「情けねぇ」であり、そんな精巧な歌謡曲のイミテーションが歌謡大賞を得てしまったことで、歌謡曲に終止符が打たれるのである(実際、翌々年に歌謡大賞は幕を閉じる)。
まさに足跡
★★★★★
とんねるずのシングル曲の歴史が詰まったアルバムで
一部名曲もアルバムからカットしてありますが、とんねるず
として曲をリリースしなくなったのはとても残念です、野猿
世代の若い方もいらっしゃるでしょうが、やはり二人で
もう一度歌ってほしいと願いつつこのアルバムは宝物にしています。
1980‾94年までの音源をスーパーコンプリート!!。
★★★★★
1980‾94年までにリリースされたアルバム・シングルからヒットナンバーばかりを収録。とんねるずを知る上での『足跡』です。秋元康氏のライナーノーツもユニークで、ここでしか味わえない。以前『うたばん』で石橋さんが、「歌はバイトみたいなもの!」と言っていましたが、「そんな事はないだろ!!」とツッコミを入れられるほど曲に対しての思い入れが感じられる作品なので、初めて聴く方にもお勧めできる一枚ですね。
聞いてみていい曲です。
★★★★☆
個人的に大好きながじゃいもも収録されています。
とんねるずの名曲を揃えたらしいのですが、
本当にイイ曲ばかり収録されています。
14年の間の総決算ということもあり、
馴染みの深い曲ばかりで構成されています。
ジャケットも「ベスト」という感じが出ていて
何とも気に入りやすいデザインです。
総合的に言えば、曲数が少なかったのが少し残念な所です。