痛快な米相場師のサクセスストーリー!
★★★★☆
赤いダイヤよりも短く短時間で読むことができます。
明治時代の米相場で、合百というノミ屋さんがいましたが
(今で言うところの=CFDか?)が詳しく解説してあって面白い。
当限・中限・先限の全部の下1桁の数字を足して、
その数(0〜9)までを当てるなんて
こりゃ、バクチだわ。しかも当たる確率は十分の1なのに払い戻しは
8倍!
でも主人公はこれで必勝法を編み出し
胴元を潰し、銭を作ってガンガン相場に勝っていくのです。
後半の海外編は、モナコのカジノが舞台。昔も今も
すべてを巻き上げるために、スパイの凄腕の女がいるんですよ!
昔の相場が知りたい方はぜひ!
竹本淳一