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ファウンデーションの彼方へ〈上〉―銀河帝国興亡史〈4〉 (ハヤカワ文庫SF)

価格: ¥693
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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ファウンデーションの彼方で会いましょう ★★★★★
銀河帝国興亡史3部作から、30数年経てアシモフが放った続編が本作。
あの完成度の高かった3部作から、さらにこのストーリーを引き出すあたりがさすがです。
セルダン・プランの正確さから、これは裏で誰かが糸を引いてるはずだ、という推理に持って行くあたり、ひねくれているというかなんというか。
でも、読んでいてなるほどと、納得してしまうのだから、アシモフのストーリーテリングには脱帽です。
上巻、下巻合わせて700ページ弱。
一気に読めるおもしろさです。
作品としては面白いのだが ★★★★★

本書は、時系列的にはファンデーション・シリーズの第5作に相当するが、続ファウンデーションシリーズの第2作というのが正確かもしれない。

初期ファウンデーション・シリーズ3部作はアシモフの最高傑作だと思うし、これだけで完結した世界観を有しているため、続編の3部作を読むと何かが変わったと違和感を覚えるのは自分だけだろうか。その理由はアシモフの他のシリーズ、特にロボットシリーズとの融合を図っているためだと思う。続編の第一作であるPrelude to Foundationでも、ロボットが重要な役目を果たすが、本作品でもそれは同様である。これにより、セルダンプランの趣旨や位置付けが初期3部作とは変質してしまっているような気がするのだ。

だからといった本書が面白くないわけではない。それどころか十分楽しめた。第一ファウンデーションと第二ファウンデーションと第3の勢力の思惑が各々の立場から描かれ、そして最後に対決するシーンは実に見事で、単体の作品としては星5つに値すると思う。

但し、それでも上述したような理由により、本当にこの続編が必要だったのだろうかという気持ちが読後も残るのは事実だ。ファウンデーションシリーズをこれから読む方には、時系列ではなく初期3部作から読むことをお勧めするし、これを堪能できた方には余計なお世話かもしれないが、続編を読まない方がいいかも知れないということを申し上げておきたい。

本シリーズ収束への前奏曲。必読。 ★★★★★
世界3大SF作家アイザック・アシモフの最大のシリーズ、ファウンデーション+ロボットの結末へ向けた一作。
第二ファウンデーションは滅び、第一ファウンデーションは「セルダン・プラン」に則って、順調に成長していた。しかし、その裏側では、思わぬ事象が発生していた。第一ファウンデーション内には、第二ファウンデーションの不滅を信じる指導者が出現し、更に、第一ファウンデーションは予想外の科学発展を遂げ、そして、二つのファウンデーションだけが、宇宙の全てではなかった...。
セルダン・プランはパーフェクトなのか?
主人公トレヴァイズはぺロラットと共に、思わぬ結末へと至る、壮大な探索の旅に出る。
スケールの大きな傑作です。
意外な展開にびっくりしますが、特に後半は息も尽かせぬ面白さ。是非、5巻とセットでお読み下さい。
全てが繋がる ★★★★★
 帝国は滅びた。ミュールの野望も潰えた。そして<第2ファウンデーション>は消えた。
 もはや銀河系に<第1ファウンデーション>の敵はなく、<第1ファウンデーション>は空前の発展を遂げていた。しかし、ターミナスの青年議員・トレヴィズは見かけの順調さに疑問を抱いた。そして次のような結論に至ったのだ。滅びたはずの<第2>は実は生き残っており、今なお銀河系をセルダン計画の通りに導いているのではないだろうか、と。 
 トレヴィズはターミナス市長ハーラ・ブラノの策略にはまり、歴史学者ペロラットと共に<第2ファウンデーション>探索の旅に出ることになる。一方、<第2ファウンデーション>は、セルダン計画を修正している自分たち以外の存在に気づき、その手がかりとしてトレヴィズに注目する。
 <第1>、<第2>の思惑が交錯する中、トレヴィズは宇宙旅行を続け、ついに惑星ガイアを発見するが・・・・・・?
 実に30年ぶりに発表され、ファンを熱狂させたファウンデーション・シリーズの続編。
 黒幕であったはずの<第2>すらただの駒にすぎなかったという驚くべき転倒と「セルダン計画」の放棄という荒技によって、ファウンデーション・シリーズに更に深みと広がりを持たせることに成功し、それに加えてロボット・シリーズとの融合をも示唆した話題作。
 翌年、クラークの「2010年宇宙の旅」、ハインラインの「フライデイ」を押しのけてヒューゴー賞を受賞。
三国志やZガンダムもリンクします ★★★★☆
読み始めた頃は
「やっぱり一回長い間を置いたあとだけに、
 凄さでは前の三部作の流れにはかなわないのかな…」
と思ってたのですが
中盤からどんどん面白くなってきました。
とんでもなかったです

トレヴィズという希有な存在、
ブラノ市長
(ダン・シモンズの「ハイペリオン」の女性指導者を思い出します。
 やはり市長はモデルのひとり?)

発言者ジェンディバル
無垢(?)なノヴィ、
愛嬌のあるブリス等
キャラも魅力的


ガイアという三つめの要因も効果的。
三国志やZガンダムもリンクします