決して夢物語ではない!はず。
★★★★★
主人公がある日見知らぬ社会に迷い込みます。
その国にはお金がありません。主人公はそんなばかな。お金がないと社会は成り立たない!と思い込んでいますが、その社会は我々のお金を基準にしている社会より遥かに快適で、活気に溢れ、人々は幸せに暮らしています。
最初は夢物語だと思いましたが、何度か読み返すうちに本当に理想の社会かもと思いました。
シリーズで読んでいくと、お金とか、学校とか、法律とかこの世にある全ての決め事とかルールとか、僕達が普段当たり前だと思っている事が、実は当たり前でもなんでもないし、いかに自分たちがそれにがんじがらめになっているかを考えさせられます。
一人でも多くの方に読んでいただきたい本です。
うーん
★★★☆☆
理想だけど、不要なものを作らない、お金がいらない世界での
デメリットは競争がないのでよりいい物をって向上心やいい物が
できてこない、技術も洗練されていかないのでは?
何事もいい事ばかりではないと思う。
ただ、争いや飢えがなくなり、嫌な感情も減るのではないかと思う。
何時の日か現実の世界へ
★★★★★
とても読みやすい書籍です。
お金がある事によって、経済的発展、成長
していきましたが、その反面、お金によって
争いの原因になっているのも事実として受け止め
なければいけません。
生活するのにお金は便利な道具ですが・・・。
お金のある社会が当たり前のように思い、人間の
もつ大切なことを、忘れてしまっているように感じます。
一人一人が心豊に生活できる。そんな未来が創造できる
書籍です。
ものの見方、社会との関わり方が変わる感覚
★★★★★
日常生活が、いかにお金の存在にしばられているか、考えさせられます。
本来、 果たされるべきお金の役割ってなんだろう。確かに、お金は便利だけれど、その仕組みがあるばっかりに生じる不幸、たくさんあります。
お金がそもそもなければ、働くということの意味も、必然的に変わる。誰もがもっと自由に、創造的な人生を生きていけるのかも。私は今の仕事、続けたいとは思えないと、よりはっきり自覚しました(笑)
この本に描かれる世界は、現実に実現するのは困難かもしれないけど、読後に、なんとなくストレスから解放されるような、そんな味わいがあります。
世界中が今、人の不幸や自分の欲望のために使っているお金を、人の幸福のために使えるようになれば、たとえお金という仕組みはあっても、この本のような社会は築けるのかもしれません。
短編だけど濃厚です。
お金の本質って何?
★★★★☆
お金がない社会がもしあったとしたら、どんな社会になるのか?
その時、何を基準に生きたらいいのか?
考える材料とヒントを与えてくれています。
物語として30分程度で読めますが、じっくりと味わいたい本ですね。
そして長く記憶に残る本になることでしょう。
このシリーズ全体、興味深いです。