料理の完成写真もカラーページもないけれど、こぐれひでこさん張りの手書き
イラストはとても雰囲気あります。
そして不思議なもので、文章にも料理と同じような魅力があるんですね。
朝の通勤電車の中で読めば、きっと、さっぱりとしたきれいな気持ちで職場に
到着できるでしょう。ついでに、今晩のおかずだって決まってしまうかも。
恐らく本来の料理本には載せるには呆気ない、しかし彼女が頻繁に食べて
いるであろう、“あともうひとつ何か”のときの“お気に入り”。
この本のレシピには、そんな雰囲気があちらこちらに垣間見れます。