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東郷平八郎―近代日本をおこした明治の気概

価格: ¥1,890
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: 展転社
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思わず、三笠公園の戦艦三笠を見に行きました・・・ ★★☆☆☆
東郷平八郎の偉大さは、この本で十分分かり、読んだら一気に東郷元帥ファンになります。

ですが、後半から著者の当時の日本への思いが強く出すぎるのでしょうか、
一昔前の軍人が書いてるような錯覚に陥るほど、良く言えば力強いのですが、
悪く言えば偏りすぎていて「日本万歳」が聞こえてきそうな勢いになり、
ちょっと苦しくなってくる所が残念でした。
国の歴史が絡む人物伝においては、読者の歴史認識に対する影響も考えて、
当時の日本と列強諸国のそれぞれの立場をもっと公平な目線で書いてある方が好ましい…。
運の良さを学ぶ ★★★★☆
東郷平八郎の本は多い。その狙いはどうしたら彼のように運を良くすることが出来るかを学ぶ点にある。この本もその一つ。後は星亨さんの本もお勧め。
連綿たる武士道 ★★★★★
 「小村寿太郎」「東郷平八郎」「乃木希典」は著者の三部作と言えよう。これらの英雄は言うまでもなく日露戦争という同時代に生きたが、著者の三部作では、ほとんど重複することなく、それぞれの英雄の気概が余すところ無く、力強く描かれている。
 多くの日本人が宗教にあまり興味を示さないのは、自分もこのようになりたいという生き方の規範を宗教の中には見出すことができないからであろう。
しかし、自分がどのような人間になりたいかを考えると、それらがすべて武士道のなかにあることに気づく。日本人の生きる規範や美意識の中核、つまり、勇気、潔さ、覚悟、情(なさけ)、謙譲、質素,修養などのどれもが、武士道と重なっている。
 武士道は武人の規範として自然に醸成されたものであり、一人の賢者が唱えて弘めたものではない。また商人も百姓もこの規範を共有してきたのであるから、特に「武士道」と呼ぶ必要はなく、日本人の理想のコンセンサスであると言えよう。
 戦前までは多くの家庭で、日露戦争の英雄を通して具体的に子弟を教育し、学ぶ側はほんの一世代、二世代前に実際に存在した英傑達を目標にしてきた。日教組支配の教育の影響か、英雄の話で教育やしつけをすることが絶えてしまった。かく言う私も日露戦争の英雄については名前程度しか知らなかった。しかし、英雄は大人にも必要である。人生経験を少しばかり積んだ年齢になれば、改めて身の処し方、残りの人生などを考える上での糧となることは間違いない。