しかし、辻政信という人は、すごい人ですね。あの第2次世界大戦という歴史の中では、どんな人でも結構とんでもない経歴があったりするのですが、この辻政信はすごい。そういう、すごい話を結構淡々とまとめてある。
直接、関係者に取材をしたりして、臨場感もまずまずである。
ただし、潜行三千里の部分は、辻自らの著作「潜行三千里」との重複をさけるためかさらっと流してある。しかし、今はこの「潜行三千里」が入手困難なので、ちょっと悶々としてしまう。
それと、但馬在住者としては、辻が中国からかえってきて萡½㡊¡着いたのが但馬であったというのにびっくりした。
辻政信を知るための本としては、価格も含めてオススメ。