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恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス)

価格: ¥910
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
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ブリジャートンシリーズ1作目 ★★★★☆
ブリジャートンシリーズの1作目です。

ヒーローとヒロインはある思惑から付き合っているフリをすることにします。
しばらくして解消するはずが、2人は惹かれ合ってしまって…。

ヒロイン、ダフネは意外と押しが強いタイプで、サイモンが抵抗しながらもダフネに振り回されているのが可愛かったです。
それにブリジャートン家の兄たちが何かにつけて2人の関係に首をつっこんでくるのが、うっとおしいながらも微笑ましい。母ヴァイオレットもいい味出してました。

主人公だけでなく脇役も丁寧に描かれているので、続編にも期待したいと思います。
父親の復讐に囚われたヒーロー ★★★★★
結婚を望まないヒーローと幸せな結婚をしたいヒロイン
幼い頃から愛情と全く無縁なヒーローと大家族の強い愛情で育まれてきたヒロイン。
境遇が共に正反対なのが面白いですね。
夫を見つけたいためにヒーローと手を組むわけですが、自然と二人は惹かれ合います。
ヒーローの心の奥底にある父親への復讐心が強い為、ヒロインは何度も苦しみますが、ヒロインの強い愛情でヒーローを立派な父親にさせたのは良かったですね。
最後までヒーローはヒロインに惹かれっぱなし、時にはヒロインが母親に思えることもあります。
以外にもヒロインの長兄がとても真面目なタイプに描かれているのが面白い。
長兄がヒーローになる作品を先に読んだので、これだけ読むと放蕩者のイメージが余り感じられません。

ストーリーの前半はややだらだら気味ですが、結婚してからの方がテンポ良く一気に読めました。
二人の会話が粋があり特にヒーローのどもるシーンは面白かったです。

また次回作が楽しみになります! ★★★★★
シリーズ第1作目の長女ダフネの物語 アンソニー、ベネディクトやコリンのシスコンぶりに笑えます ヴァイオレットも相変わらず水戸黄門していますし・・ サイモンの心の傷がダフネの愛情で行きつ戻りつしながらだんだんと回復していく様子がよく書かれていると思います この作品にも思わずプッとふきだしてしまうシーンがたくさんあり、次回作以降も楽しみになります(全8作なので、後何年かかるのでしょう!?)
でも、ホイッスルダウンは一体誰なのでしょうね?これもまた楽しみです!
ブリジャートンシリーズの第一作目 ★★★★★
「もう一度だけ円舞曲を」が三作目で、今回は一作目。アルファベット順に名づけられたブリジャートン子爵家で一番最初に結婚することになる長女ダフネのお話です。

ダフネは気立てがよく優しい性格ですが、しつこい求婚者をパンチで気絶させる気の強さも合わせ持つ女性。
そしてちょうどパンチをくり出している時に出会ったのが兄の友人でもある公爵のサイモンでした。
強烈な出会い方をした二人はそれぞれの思惑から意気投合し、「付き合っているふり」をすることになります。ダフネは公爵に気に入られたという箔がつき、より良い求婚者が出てくることを願って。サイモンは一人の女性に固執している姿を見せれば他のうるさい女性たちを追い払えると願って。
しかし「付き合っているふり」はやがて「本気」を生み出し・・・特に過去の経験から結婚することを頑なに拒んでいるサイモンにとっては厄介な状況で、二人は何度となく誤解とすれ違いを繰り返すことになります。

三作目が先に出ていますが、今作のヒーローとヒロインのロマンスに関してはほとんどネタバレされていなかったので、問題なく読めました。
あいかわらず最強なブリジャートン兄弟の母親と、そして八人の子供たち(中でもダフネの三人のお兄様たち)など脇役たちの活躍が光りますが、冒頭部分にヒーローの辛い過去が語られていることでヒーローもちゃんと目立っています。
脇役達はあくまで物語をコミカルに彩る存在で、物語の中心はヒーローとヒロインが自分達の力で試練を乗り越える良質のロマンス。一見完璧に見えるヒーローが抱える辛い過去をヒロインの強い愛で救う姿はとても読み応えあります。
最後の読後感も良いおススメ作品です。
ブリジャートン子爵家・第二弾 ★★★★☆
良いです。キュン度は少し低いですが、
相手を傷つけた時の心情や、苦悩が丁寧に書かれています。
会話もユーモアがあって、
サイモンが酔っ払って心情を吐露するシーンの、
舌足らずの会話がキュート。
「もう一度だけ円舞曲を」と比べて☆4つ。
長男のアンソニーが兄貴風を吹かせまくり、ちょっとだけウザい(笑)
ブリジャートン8人兄妹、誰も結婚していないので、
本来、この本が第一弾だったのでしょうね。
☆5を付けたいぐらいです。